電気自動車テスラを「マジで差し上げます」 ドンキの格安SIM「マジモバ」、謎のキャンペーン実施
エックスモバイルの木野将徳社長は、電気自動車「TESLA Model X」をプレゼントするキャンペーンをPR。エックスモバイルは、異業種と手を組み、MVNOサービスを提供。最近では、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループのリテール子会社と提携。
MVNOサービス「HORIE MOBILE」などを提供するエックスモバイルの木野将徳社長は、自身のX(旧Twitter)アカウントで電気自動車「TESLA Model X」をプレゼントするキャンペーンをPRしている。投稿の中で木野氏は「マジで1台差し上げます」とのコメントを添えている。
MVNOサービス「マジモバ」の開始を記念したキャンペーンで、木野氏いわく、Teslaの共同創業者兼CEOである「イーロン・マスク氏もきっと驚く豪華なキャンペーン」となっている。他にも韓国ペア旅行券などの賞品が当たるという。期限は10月31日までで、興味のある人はポスト(木野氏の投稿)内の動画をタップすると、キャンペーンに参加できる。
エックスモバイルは2014年に木野氏が開業した企業。当初から2022年までは自身のブランドを掲げてサービスを展開し、フランチャイズ方式で店舗を拡大していたが、2023年以降は戦略転換を反映したサービスを続々と打ち出している。同年2月にメンタリストのDaiGo氏とともに「DXmobile(現・D-Lab SIM)」を開始し、同年3月には起業家の堀江貴文氏とコラボレーションした「HORIE MOBILE」を立ち上げ、木野氏と堀江氏がYouTubeなどでPRしている。
2024年9月13日にはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループのリテール子会社と提携し、データ通信、SMS、音声通話を利用できるマジモバと、モバイルWi-Fiルーターサービス「最驚 Wi-Fi」の提供を始めた。PPIHはドン・キホーテやアピタなどの小売店を国内に展開し、MEGA ドン・キホーテの一部店舗の特設カウンターで契約の申し込みを受け付けている。
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