いつまでも あると思うな 携帯ショップ――気付いたら携帯電話ショップが閉店していて困る件【2024年を振り返る(3月編)】:Mobile Monthly Top10
2024年も残り13日となりました。これから1年間の記事アクセス数のトップ10を1カ月単位で紹介します。3月はどうだったのでしょうか……?
ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、2024年を振り返っていきます。今回は、3月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。
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2024年3月1日〜3月31日3月のアクセス数の1位は、「携帯電話ショップ」の閉店が増えている背景を解説した記事でした。
一言で携帯電話ショップといっても、通信事業者(キャリア)からより多くの業務を受託する形で運営される「キャリアショップ」と、複数のキャリアの製品/回線の販売を行う「併売店」に大別されます(家電量販店も、基本的には併売店の一種です)。ここ数年で併売店は目に見えて減っていますが、キャリアショップも減少傾向にあります。
その原因はいろいろありますが、キャリア自身が端末販売や契約手続きのオンラインシフトを強化していることと、端末販売における利ざやが少ないことは大きいと思われます。キャリアによっては、新規契約はもちろん機種変更/契約変更でもオンライン手続きなら手数料が“無料”ですから、手数料の掛かる携帯電話ショップで“わざわざ”買うのも……と、考える人も少なくないでしょう。
ただ、携帯電話ショップは「店員と相談しながら購入できる」「(一部有料ですが)初期設定を手伝ってもらえる」というメリットもあります。何より、在庫さえあれば「その場で端末や回線を手に入れられる」ことも強みです。あと、煩雑な手続きをする場合は、オンラインや電話でするよりもキャリアショップで行った方が早く終わることもあります。
オンライン手続きが難しい人(や手続き)を行う場としての携帯電話ショップは、何とか残してほしいなと思う今日この頃です。
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