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楽天モバイルでeSIMを利用するには? iPhoneならサクッと移行する方法も楽天モバイル活用術(2/2 ページ)

対応するスマートフォンが増えているeSIM。SIMスロットに大手キャリアのSIMを入れて、eSIMにサブ回線を割り当てれば、1台で2キャリアの回線を運用できる。楽天モバイルでeSIMの再発行はどのように行うのかを解説する。

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クイック転送なら再発行手続きが不要 手順は2通り

 iPhoneの場合は、Appleの「eSIM クイック転送」を利用することで、古い端末から新端末へのeSIMの移行を簡単に行える。古い端末で物理SIMを使っている場合でも、クイック転送を用いればeSIMに転送できる。クイック転送はiCloudかBluetoothを使って行えるが、iCloudを利用する場合は古い端末と新端末で同一のApple ID(2ファクタ認証を含む)へサインインを行っている必要がある。

 手順はこうだ。新端末で「設定」→「モバイル通信」の順に進み、「モバイル通信を設定」あるいは「eSIMを追加」を選択すると、古い端末で使っていた電話番号が表示される。次に、新端末で古い端末からの転送を希望する電話番号を選択し、「続ける」→「番号を転送」の順に選択する。

楽天モバイル RakutenMobile eSIM
新端末で「eSIMを追加」→「電話番号選択」の順に進む
楽天モバイル RakutenMobile eSIM
新端末で「続ける」→「番号を転送」の順に進む

 すると「他のiPhoneで転送を承認」という項目が表示されるので、古い端末に「使っている電話番号のSIMを転送しますか?」の項目が現れたら、「SIMを転送」をタップする。続いて、古い端末に「転送を承認」と表示されるので、サイドボタンを2回押して、古い端末から新端末への転送を承認する。

 新しいiPhoneには「アクティベート中」「ネットワークに接続中」と表示されるので、しばらくその状態のまま待つ。「モバイル通信設定完了」の画面に切り替われば、これでeSIM クイック転送の操作は終了となる。

楽天モバイル RakutenMobile eSIM
古いiPhoneにはeSIMの転送を承認するよう求められるので、「SIMを転送」をタップして操作を続ける。サイドボタンを2回押すと、転送を承認できる。アクティベートが終わったら「続ける」をタップしてモバイル通信設定を完了する

 Bluetooth経由の場合は、まず双方の端末でBluetoothをオンにした後、新端末で「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信を追加」もしくは「eSIMを追加」→「近くのiPhoneから転送」を選択。古い端末に「電話番号を転送」と表示されたら「続ける」を選択。その後、新端末に表示された検証コードを、古い端末に入力すると完了する。

楽天モバイル RakutenMobile eSIM
古い端末から新端末に電話番号を転送するには「続ける」をタップする
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新端末に表示された検証コードを古い端末に入力すると完了する

eSIMの移行は手順はいくつかあるが、物理SIM特有のリスク回避にも

 このように、eSIMを古い端末から新端末に移行させる方法はいくつかあり、手順によっては物理SIMを差し替えた方が手っ取り早い場合もあるが、SIMトレイを引き出すためのSIMピンを用意せずに済むし、小さいnanoSIMを紛失してしまうリスクは解消される。eSIMの移行について少しでも参考になれば幸いだ。

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