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スマホでネコを撮ろう! 片手撮影で自由自在 「ポートレートモード」も生かしたい(課題あり)(3/3 ページ)

スマホはいろいろなものを撮りやすい。そこで“いろいろなもの”を撮る工夫を紹介したい。今回はネコを被写体に、いろいろと試してみよう。

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遊んでるネコを撮りたい人は

 おもちゃにじゃれついたり、飛んだり跳ねたりしている躍動感あるネコを撮りたい――実は、スマホがちょいと苦手とするシチュエーションである。

 動いているネコをピシッとブレずにとりたいとき、2つの難関がある。1つはシャッターのタイムラグ。シャッターボタンをタップしてから実際に撮影されるまでのタイムラグだ。これはもう機種ごとに違うので何とも言えないけど、優秀なのはiPhoneシリーズ。めちゃ優秀。こんな瞬間を撮れるのだ。

スマホでネコを撮る
まさかこんないいタイミングで撮れているとは思わなかった。何をやってんだiPhone。あと、被写体ブレしなければ完璧だった(iPhone 16 Proで撮影)

 狙っていたわけじゃなくて、突然飛んだのでびっくりしてシャッターを切っただけなのだけど、タイミング(だけは)完璧。撮った側としては「あ、遅れた。きっと下半身しか映ってないくらいに違いない」と思ったのだけど、撮れたのがこれなのだからすごい。

 自分のスマホのシャッタータイムラグを把握しておくといい。

 そして、もう1つの難関はシャッタースピードだ。特に室内だと、思いきり「被写体ブレ」しやすい。「マニュアル撮影モード」やアプリなどを使ってあれこれすれば対応できるけど、ちょっとめんどくさい。

 ただ、動くネコに対応して、シャッタースピードを自動で上げてくれるスマホもある。現状でわたしが認識しているところでは、Xiaomiの「Xiaomi 14 Pro」「Xiaomi 14 Ultra」やOPPO(オウガ・ジャパン)の「OPPO Find X8」が優秀だった。

スマホでネコを撮る
右手でネコと遊びながら左手で撮影。室内でのオモチャ遊びもちゃんと撮れるスマホは少ない。OPPO Find X8

 各社とも、動くネコモードをつけるか、被写体が動いていたら自動的にシャッタースピードを上げて撮る機能を開発してほしいなと思っております。

 それまでは、できるだけ部屋を明るくして撮影条件を良くし、ネコの動きがぴたっと止まった瞬間(特に顔が止まっていればOK)を狙って撮るべし。

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