高価なiPhoneなどを金利0%で分割購入可、Apple Payにも対応した「Orico Pay Balance」登場
オリエントコーポレーションは3月24日、デジタルカード「Orico Pay Balance」の申し込みを開始した。Apple StoreでApple製品を最大24カ月、分割金利0%で購入する際に利用できる。当初はオンライン限定だが、4月からは実店舗でも利用可能にする予定だ。
オリエントコーポレーションは3月24日、デジタルカード「Orico Pay Balance」の申し込みを開始した。Apple StoreでApple製品を最大24カ月、分割金利0%で購入する際に利用できる。当初はオンライン限定だが、4月からは実店舗でも利用可能にする予定だ。
購入金額の1%がオリコポイントとして還元され、ためたオリコポイントは「Apple Gift Card」「Amazon Gift Card」に交換できる。モバイル決済(Apple Payなど)にひも付けすることで、Apple製品の購入だけでなく、日常の買い物にも利用できる。
オリエントコーポレーションはサービス開始に伴い、新規入会キャンペーンとして最大7000オリコポイントを進呈する特典を用意した。
申し込みはオリコのフォームから行う。審査を実施した後、eオリコでデジタルカードの番号をコピー。Apple Storeでの購入時に支払い方法を選択し、カード番号を貼り付ける他、支払い回数(3、5、6、10、12、15、18、20、24回)を選択すれば利用が完了する。
高騰するApple製品の購入のニーズに対応
近年、円安ドル高の影響を受けて、Apple製品の高騰が進んでいる。2022年7月には、AppleがiPhoneをはじめとする自社の製品・サービスの価格を一斉に改定。「iPhone 13」シリーズは当時、2万円前後の値上げとなったのは記憶に新しい。
2024年9月発売の「iPhone 16」の販売価格は12万4800円で、MM総研によると、日本は3番目に安い国だった。最安は中国(11万9980円)、次いでタイ(12万4583円)だった。
Appleが2月28日に発売した「iPhone 16e」は、「iPhone SE」ユーザーの期待とは裏腹に高額になった。Appleは、A18のプロセッサによるパフォーマンスや、4月に日本語対応する生成AI機能「Apple Intelligence」、最長26時間の動画再生などを、「求めやすい価格で提供する」モデルと位置付ける。
しかし、高機能化の影響に加え、円安ドル高の影響もあり、iPhone SE(第3世代)の6万円台と比べて約3万円高い9万9800円からの販売価格となり、Appleで手軽に買い替えることが難しくなってしまった。
オリエントコーポレーションは、Orico Pay Balanceを提供することで、円安ドル高が続く中、高額のApple製品を購入したいニーズを取り込む。
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