ソニー、中身が“丸見え”のノイキャンイヤフォン「WF-C710N」発表 通話音質はAIで改良
ソニーは3月26日、ワイヤレスヘッドフォン「WF-C710N」をグローバルで発表した。カラーは中身が透けて見えるグラスブルー、ピンク、ホワイト、ブラックの4色で展開する。ソニーストアでの価格や発売日は日本でのアナウンス後に追記する。
ソニーは3月26日、完全ワイヤレスイヤフォン「WF-C710N」をグローバルで発表した。カラーは中身が透けて見えるグラスブルー、ピンク、ホワイト、ブラックの4色で展開する。ソニーストアでの価格や発売日は日本でのアナウンス後に追記する。
本製品は、エントリーモデルながらノイズキャンセリング機能を強化した。外側と内側にある2つのセンサーがノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」や、手動だけでなく使用環境に応じて自動的に切り替える(アダプティブサウンドコントロール)外音取り込み機能も搭載する。
さらに、周囲の音を聞き、相手と会話をしながら、音楽を再生できる。
直径5mmドライバーユニットを採用し、独自の高音質技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」でストリーミングサービスなどの圧縮音源をCD音質相当まで復元できる。専用アプリ「Sony | Sound Connect」からイコライザーで高音や低音を強調するなど、自分好みの音質にカスタマイズできる。
通話音質の向上にも力を入れており、AI(機械学習)を活用したノイズ抑制技術を採用。500万以上の音声データをもとに、イヤフォン内外のマイクを最適に制御し、騒がしい環境でもクリアな通話を実現するという。
再生・停止・スキップ・音量調整はイヤフォンのタッチセンサーで操作できる。複数の機器に接続できる「マルチポイント」機能も備える。
イヤフォン本体はIPX4相当の防滴性能を持ち、雨や汗でぬれても問題なく使用できる。バッテリーは約5分間の充電で約60分再生できる急速充電にも対応。付属のケースと併用すれば、最大30時間の音楽再生が可能となっている。
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