コレがSNSでネタバレを防ぐワザ？ Threadsが編み出した答えは「ぼかしを入れる」機能

テキスト共有アプリ「Threads（スレッズ）」。6月16日（現地時間）、米Metaはテキストや画像にぼかしを入れてネタバレを防ぐ機能のテストを開始したと発表した。まずは日本を含む一部の利用者に向けてテストを開始する。

[金子麟太郎，ITmedia]

　米Metaは6月16日（現地時間）、テキスト共有アプリ「Threads（スレッズ）」で、テキストや画像にぼかしを入れてネタバレを防ぐ機能のテストを開始したと発表した。

米Metaのニュースリリース

　これにより、話題のテレビ番組や映画などについて感想をシェアする際に、まだ視聴していない人に情報を明かさずに投稿できるとしている。まずは日本を含む一部の利用者に向けてテストを開始する。この機能を使って投稿できるのはテスト対象者のみだが、ぼかしが入った投稿（ネタバレを含む投稿）は全ての利用者が閲覧できる。

　投稿を作成する際に伏せたい文字や画像を選択して「ネタバレありにする」をタップすると、該当する箇所が見えない状態で投稿がシェアされる。投稿を見る人は、伏せられている文字や画像をタップすると投稿全体を確認できるようになる。

テキストや画像にぼかしを入れてネタバレを防ぐ機能

　2023年7月にローンチして以来、Threadsは順調に利用者数を伸ばしており、2025年3月には月間アクティブ利用者数は3.5億、デイリーアクティブ利用者数は1億を超えた。エンターテインメントに関する投稿も人気コンテンツの1つで、国内で話題になっているトピックを表示するトレンドランキングでも、話題の番組やドラマに関連するトピックなどが頻繁にランクインしている。

　Metaは「テレビ番組や映画などの感想をThreadsに投稿し、同じコンテンツを楽しんでいるファン同士で交流している利用者が多い」ことを挙げ、「ネタバレになるような情報をぼかして投稿をシェアできる機能のテストを開始した」と提供理由を説明している。