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Z世代がLINEの「送信取消は1時間以内まで」で困ってしまう理由 彼らが見いだしていた“他の用途”とは(3/3 ページ)

2025年10月下旬から「送信から1時間以内」のメッセージにしか適用できなくなります。Z世代はどのようなことで困るのでしょうか。

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送信取消されたメッセージを読むには

 さまざまな理由で使われる「送信取消」ですが、どんな理由があるにせよ、消された方は内容が気になります。特に、相手とあまり関係性がうまくいっていないときは、全てのメッセージを読みたいものです。

 そこで、送信取消されたメッセージを読むためのワザをお伝えしましょう。送信取消されたメッセージを読むには、LINEを既読をつけずに読むアプリを入れておき、通知をアプリに残しておくのです。すると、メッセージそのものが消されても、通知に表示された文章がアプリに保存されているため、メッセージの内容を確認できるのです。ただし、内容が分かるのはテキストのみで、Android限定です。

 既読をつけずに読むアプリはいくつか配信されていますが、ここでは「既読回避サポーター」を紹介します。

 既読回避サポーターは、スマホにインストールし、指示に従って設定を変更するだけで、通知がアプリに保存されていきます。LINEを既読にすることなく、アプリでメッセージを読めます。筆者が試したところ、おおよそ1000文字まで保存されたので、ほとんどのメッセージは読むことができるでしょう。

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LINEで「場所は、やっぱり大学の近くがいいよね」が「送信取消」されました
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送信取消されたメッセージも、既読回避サポーターには残されています

 Z世代は多少の誤字は黙認し、スピード重視で送りあう傾向があります。誤字だらけのメッセージも「急いでいる」とか「動揺している」感情の現れだと捉えるからです。絵文字やスタンプとは違う、感情の表現方法ですね。

 とはいえ、相手を間違えたり、誤解を生むようなメッセージは避けたいもの。「送信取消」をなるべく使わないで済むように、送信ボタンを押す前に送信相手とメッセージを見直す習慣をつけるとよさそうです。

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