待望のおサイフケータイ対応、OPPO最高峰「Find X9」が示すスペックを超えた体験価値(1/2 ページ)
オウガ・ジャパンは旗艦機「OPPO Find X9」を発表。価格は14万9800円で12月23日に発売。auやソフトバンクが取り扱う他、MVNO、量販店、ECサイトなど幅広い販路で販売される。待望のFeliCa対応、ハッセルブラッド監修カメラ、国内初MediaTek製ハイエンドチップを搭載。
オウガ・ジャパンが12月16日、フラグシップスマートフォン「OPPO Find X9」を日本市場へ投入することを発表した。価格は14万9800円で、12月23日に発売する。本製品は、通信事業者ではauとソフトバンクが取り扱い、その他MVNO、量販店、ECサイトなどを通じて販売される。
【訂正:2025年12月17日9時55分 OPPO Find X9の販路について、通信事業者ではソフトバンク独占としていましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。】
発表会には河野謙三専務らが登壇し、3年ぶりに日本市場へ投入した先代「OPPO Find X8」に続く新モデルとして、日本のユーザーから長年要望の強かったFeliCa(おサイフケータイ)への対応や、スウェーデンのカメラメーカーであるHasselbladとの協業によるカメラシステム、日本初となるMediaTek製ハイエンドチップセットの採用など、ハードウェアとソフトウェアの両面から徹底的なローカライズと性能強化が図られた詳細が明かされた。
日本市場への適応と「測れないもの」への追求
まず、河野氏はフラグシップモデルの定義について、単なるスペック表の数字競争ではなく、ユーザーが手に持った時の心地よさや、シャッターを切った瞬間の感覚といった「測れないもの」を追求してきたFind Xシリーズの信念を強調した。前作Find X8の発売後、薄さやバッテリー持ち、自然な色表現などが評価される一方で、多くのユーザーから「FeliCaを搭載してほしい」という切実な声が寄せられていたことに言及。これを受け、Find X9ではついにFeliCaに対応した。Reno Aシリーズ、Aシリーズと合わせ、同社の主要3ライン全てがFeliCa対応となり、日本市場へのコミットメントをより強固なものとした。
河野氏はFeliCa搭載に至った事情について、日本市場特有の「減点方式」の評価において選ばれる存在になるためには、実際の使用頻度に関わらず「万が一のときに使える安心感」を提供することが不可欠であったと述べた。また、FeliCa内のデータ削除については、独自のカスタマーサポートにおいて、問い合わせのあったユーザーに対し適切な案内を行いサポートしていく姿勢を示した。
また、品質面においても深セン工場での過酷な耐久テスト(75度の高温やマイナス40度の極寒環境での稼働、1万4000回以上の落下テストなど)を紹介し、ユーザーが故障を心配せずに長く使える「当たり前の安心」を提供するための土台作りをアピールした。
オウガ・ジャパンは、深セン工場での過酷な耐久テストによる品質管理について説明した。75度の高温環境や1万回超の落下など具体的な検証例を挙げ、故障なく長く使える「当たり前の安心」を提供するための、徹底した土台作りと品質への自信を強調した
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