「モバイルICOCA」でTOICAエリアの定期券が購入可能に 3月17日から:まずAndroid向けから
JR東海が、JR西日本が提供する「モバイルICOCA」を利用してTOICAエリアの定期券を購入できるサービスを開始する。JR東海のTOICAエリアで完結する定期券の他、ICOCA/首都圏Suica/PASMOエリアにまたがる(連絡)定期券やmanacaエリアにまたがる連絡定期券なども購入可能だ。
東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は1月29日、モバイルICOCAにおいてTOICAエリアの定期乗車券(定期券)を購入できるサービス「ICOCA(TOICAモデル)」を3月17日から開始することを発表した。サービスの詳細は2月中旬にWebサイトで公開される予定だが、本サービスを利用するにはJR西日本が提供するモバイルICOCAアプリと「WESTER ID」が必要となる。
なお、同日からサービスを提供するのは「おサイフケータイ」(モバイルFeliCa)を搭載するAndroidスマートフォンのみで、Apple Pay(iPhone/Apple Pay)での提供時期は未定だ。
ICOCA(TOICAモデル)の概要
ICOCA(TOICAモデル)では、モバイルICOCAアプリを介して以下のTOICAエリアの「通勤定期券」「通学定期券(中学/高校/大学・専門学校)」を購入できる。通学定期券については、初回購入前に通学証明書類を画像として提出する必要がある。
購入可能な範囲(区間)は原則として「TOICA定期券」と同様で、以下の定期券も購入可能だ。
- 新幹線定期券(FREX/FREXパル)
- ICOCA/首都圏Suicaエリアにまたがる定期券
- エリアをまたいで乗車した場合、自動乗り越しは不可(改札窓口や精算機で精算)
- グリーン定期券の購入は不可(TOICAカードも同様)
- 一部のICOCA/首都圏Suica/PASMO事業者(※1)への連絡定期券も購入可
- 愛知環状鉄道線への連絡定期券
- manaca/ICOCAエリアへの連絡定期券
- 購入できる線区や乗り換え駅の制限はTOICA定期券と同様
モバイルICOCA for Androidでは複数枚のICOCAカードを発行できるが、その中にICOCA(TOICAモデル)も含めることができる。複数枚の交通系ICカードを発行している場合、利用するカード(メインカード)はおサイフケータイアプリから切り替えられる。
一方で、ICOCA(TOICAモデル)では以下の定期券を購入できない。
- 小学生の定期券(通勤/通学)
- 職業訓練生の通学定期券
- 障害者割引を適用した定期券
- 特定者用定期券(※2)
- 在来線で完結する2区間定期券
- 愛知環状鉄道線で完結する定期券
- 一部の事業者に連絡する新幹線定期券(※3)
(※1)近鉄線(名古屋駅または桑名駅で接続)、伊豆急行線(伊東駅で接続)、小田急線(松田駅/新松田駅、小田原駅、厚木駅、海老名駅、藤沢駅、町田駅、登戸駅、新宿駅のいずれかで接続)、小田急箱根(箱根登山)線(小田原駅で接続)、伊豆箱根鉄道大雄山線(同)
(※2)生活保護法に基づく各種扶助を受けている人が購入できる割引定期券
(※3)購入の可否は「モバイルICOCAサポートセンター」への問い合わせが必要
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