連載
NXTPAPER搭載で目に優しいスマホ、TCLの「NXTPAPER 70 Pro」登場:山根康宏の海外モバイル探訪記(2/2 ページ)
2026年モデルとして「NXTPAPER 70 Pro」が発表されました。
電子ペーパー風の表示はカラー電子ペーパー、モノクロ電子ペーパー、マックスインクの3つが選べます。モノクロ電子ペーパー(Ink Paper Mode)では階調のあるモノクロ表示で、見た目は電子ペーパーそのもの。しかしNXTPAPERは液晶なので、ページめくり時の残像は一切ありません。
カラー電子ペーパー「Color Ink Mode」モードは絵本やカラーのコミックを見る時によさそうです。カラー電子ペーパーより発色がしっかりしており、解像度も落ちないため細かい文字なども見やすいです。もちろんこの表示でも残像はなしです。
そしてバッテリー駆動時間も伸ばせる究極の白黒モードがマックスインク(Max Ink Mode)です。このモードでは最大7日間の使用が可能です。電子書籍をじっくり読むときにいいですね。
なお、モノクロ表示のモードであってもカメラを起動すればプレビューはカラーですし、写真もカラー表示です。なんなら動画も普通にカラーで再生されます。この点がNXTPAPERの利点であり、文字や絵などを見る時は電子ペーパー風表示、フルカラーのコンテンツに対しては常にカラー表示となるわけです。
ブルーライトも大幅にカットされており、長時間使っても目が疲れにくいのがNXTPAPERの特徴です。よって子供のモバイル端末用のディスプレイとしても広く使われるべき技術でしょう。TCLにはぜひタブレットに続き、スマートフォンのNXTPAPER端末を出してほしいものです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
TCLが電子ノート「Note A1 NXTPAPER」発表 120Hz駆動+1670万色表示で電子ペーパーの弱点克服 9万9800円
TCLが発表した電子ノート「Note A1 NXTPAPER」は、8基のマイクとAIによるリアルタイム文字起こし・要約機能を搭載し、会議や講義の記録を効率化できる。万年筆と鉛筆の書き味を切り替え可能なT Pen Proも付属。ただしGoogle Playには非対応で、アプリはAPKでの個別導入が必要となる。
“紙のようなディスプレイ”を搭載した「TCL NXTPAPER Phone」の意外な?ターゲット
TCLは、「NXTPAPERディスプレイ」を搭載したコンセプトスマートフォン「TCL NXTPAPER Phone」をCES 2023で展示しました。NXTPAPERはディスプレイは紙のようなディスプレイを目指した技術。特に目に有害なブルーライトをカットできるため目が疲れにくいという特徴があります。
表にも裏にも曲がる「360度折り曲げディスプレイ」をTCLが開発中
IFA 2022にて、TCLがスマートフォン向けの360度折り曲げ可能ディスプレイを参考出展していました。展示されていたディスプレイは実際に表示がされており、このまま基板などを入れればスマートフォンとして動作すると思われます。TCLは縦折りスマートフォンを開発していましたが、横折り式のスマートフォンも投入するかもしれません。
TCLの縦折り式スマホ「Flex V」を触ってきた Galaxy Z Flip3との違いは?
TCLがCES 2022で発表した「Flex V」を紹介する。2022年内の発売をにおわせており、6.7型の画面と隙間なく閉じられるボディーを持った期待のスマホだ。
米国5Gスマホ市場の台風の目になるか? TCLが低価格機を続々と投入
米国市場で、TCLが勢力を広げている。低価格市場での参入を本格化させ、MVNOのプランとして「毎月T-Mobileを使っているだけで5Gスマホが無料でもらえる」という施策を行っているからだ。TCLの低価格5Gスマートフォンは他国におけるXiaomiやOPPOのような5G入門機として、米国市場でしっかりと受け入れられるだろう。




