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「AQUOS sense10」「Xperia 10 VII」徹底比較 使い倒して分かった“スペック表に現れない差”(2/3 ページ)

国内で根強い人気を誇るAQUOS sense10とXperia 10 VIIは、共に軽量で日常使いに適した仕上がり。カメラ機能やAI機能ではAQUOSが優位だが、音質や専用シャッターボタンなどの独自の使い勝手ではXperiaが光る。価格はMNP前提ならソフトバンクが最も安い。

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カメラ画質はAQUOS sense10が好印象

AQUOS sense10とXperia 10 VII
2機種のカメラ性能を比較

 続いて、カメラ性能について。AQUOS sense10、Xperia 10 VIIのカメラ性能は以下の通りです。

  • AQUOS sense10:約5030万画素(広角、1/1.55型)+約5030万画素(超広角)
  • Xperia 10 VII:約5000万画素(広角、1/1.56型)+約1300万画素(超広角)

 どちらも2眼構成となっており、メインカメラは2倍の光学相当ズームにも対応しています。実際に撮り比べてみました。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 まずは、メインカメラ(1倍)で撮影した写真から。屋外の撮影では、色味の違いがあるものの、どちらもきれいに撮れています。より細部まで画質が鮮明で、明るく撮れるのはAQUOS sense10でした。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 次に、2倍ズームで撮りました。画質は、AQUOS sense10がよりきれいです。また、全体的に明るく撮影できるため、夕方など薄暗いシーンでも安定した仕上がりになりました。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 最大ズームは、それぞれ8倍と6倍まで撮影可能です。どちらもさすがに粗さを感じますが、やはり細かく見ると画質はAQUOS sense10が勝っています。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 続いて、暗所撮影です。ここまでのシーンでは、AQUOS sense10の方が解像感が高かったのですが、暗所では、Xperia 10 VIIの方がつぶれた感じがなく、より鮮明に撮影できています。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII

 最後に、料理の写真を撮り比べます。どちらもきれいですが、Xperia 10 VIIの方が温かみのある色合いに仕上がることが多く、よりおいしそうに撮れます。

AQUOS sense10とXperia 10 VII
AQUOS sense10とXperia 10 VII
上がAQUOS sense10、下がXperia 10 VII(その他作例)

 というわけで、カメラ性能については多くのシーンでAQUOS sense10の方が勝っているものの、暗所や料理など特定のシーンではXperia 10 VIIの方がきれいに撮れるという結果となりました。自分が使いたいシーンや色味の好みも考慮して、選んでいくのがおすすめです。

バッテリーの持ちは2機種とも良好

AQUOS sense10とXperia 10 VII
両機種とも5000mAhのバッテリーを内蔵する

 続いて、バッテリー持ちについて検証します。まず、「Googleマップ」アプリで1時間ナビ案内を行い、バッテリー残量の減りを計測しました。検証の結果、AQUOS sense10は100%→96%、Xperia 10 VIIは100%→94%まで減少しています。

 続いて、「原神」を最高画質・60fps設定で30分間プレイした後のバッテリー残量を確認しました。結果は、AQUOS sense10が96%→84%、Xperia 10 VIIが94%→84%でした。

さらに、「Chrome」アプリを使用して、それぞれ30分間ネット検索を行いました。バッテリー残量は、AQUOS sense10が84%→80%、Xperia 10 VIIが84%→78%という結果です。

 以上の検証結果から、バッテリー持ちは両機種ともに良好だといえます。より長時間の使用を重視するならAQUOS sense10がおすすめですが、Xperia 10 VIIも十分に優秀で、どちらも1日は余裕で使える安心感のあるバッテリー性能に仕上がっています。

スピーカー音質はXperia 10 VIIが好印象

AQUOS sense10とXperia 10 VII
フロントステレオスピーカーの音質も比較

 次に、音質についてです。AQUOS sense10は「デュアルBOXスピーカー」を採用。先代モデル比で、音量が格段にパワーアップしており、通話時などの声が聞き取りやすくなりました。Xperia 10 VIIは、左右均等に配置されたフロントステレオスピーカーを採用し、音質も従来比で向上しています。

 実際に聴き比べたところ、音量はAQUOS sense10に軍配が上がり、音のきめ細かさや厚みはXperia 10 VIIだと感じました。どちらも動画や音楽を楽しむには十分ですが、より音質優先であれば、Xperia 10 VIIを選ぶのがいいでしょう。

独自のAI機能はAQUOS sense10に注目

AQUOS sense10とXperia 10 VII
Geminiはどちらの機種も使える

 次に、AI機能についてです。どちらの機種も丸で囲んだり、なぞったりすることで即座に検索できる「かこって検索」やAI アシスタント「Gemini」を利用できます。

AQUOS sense10
AQUOS sense10のAI機能「Vocalist」では、事前に設定したユーザーの声を認識し、騒音環境でも通話時に声を届けやすくする

 加えて、AQUOS sense10では、リアルタイムで騒音をカットするAI機能「Vocalist (ボーカリスト)」を搭載。自分の声を登録するとそれ以外の音をカットしてくれるので、騒音環境でも相手に自分の声をしっかり届けることが可能です。筆者のすぐ隣で人がしゃべっている場合でも、筆者の声だけを相手に届けてくれるので、とても驚きました。

 この他、料理やテキストに映り込む影を消せる「影除去」やガラス越しに撮る時に反射を軽減してくれる「ショーケースモード」機能なども備えています。

 Xperia 10 VIIも撮影環境をAIが解析して最適な設定に自動調整してくれる「シーン認識」、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケーリングする独自のAI技術「DSEE Ultimate」機能を搭載していますが、より多くのAI機能を試してみたいユーザーなら、AQUOS sense10の方がおすすめです。

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