検索
ニュース

ドコモ、東北の一部エリアで通信障害 「JAPANローミング」初提供、その使い方は?

NTTドコモは4月22日、山林火災の影響により東北の一部エリアにおいて携帯電話サービスが利用しづらい状況が発生していると発表した。さらに本災害の発生に伴い、他社回線を利用して通信を確保するJAPANローミングのフルローミング方式を提供開始した。本記事では事象の概要と具体的な利用手順を解説する。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 NTTドコモは4月22日19時50分、山林火災の影響により東北の一部エリアにおいて携帯電話の音声通話やデータ通信が利用しづらい状況が発生していると発表した。その後、案内ページのリンク先の変更に伴い22時14分にX上で公式アカウントを通じて同内容を再投稿した。該当する地域では日常の通信が正常に行えない状態が継続している状況だ。

NTTドコモ 通信障害
NTTドコモの案内

 この山林火災による通信障害の発生に伴い、NTTドコモは代替の通信手段として「JAPANローミング」のうちフルローミング方式を提供開始したと案内している。JAPANローミングは非常時の通信手段確保を目的に国内の携帯電話事業者が共同で取り組むサービスだ。4月のサービス開始以降、今回初めて稼働した。利用中の通信網が利用できなくなった際に他社の通信網へ切り替えて通信を可能とする。

JAPANローミングの概要とフルローミング方式の使い方

JAPANローミング 通信障害
JAPANローミングの概要

 今回提供するフルローミング方式では一般通話に加えて最大300kbpsの通信速度でデータ通信も利用可能だ。基本的には設定を変更することなく自動で他社のネットワークに接続して通信を利用できる。ネットワーク選択設定を自動選択にした状態で、画面のアンテナ表示が半角英字でJPN-ROAMもしくはJpnRoamと表示されていればそのまま利用可能な状態だ。

 iOS(iPhone)でフルローミング方式のデータ通信を利用する場合、特別な設定変更は不要であり、そのままデータ通信を利用できる。Android搭載スマートフォンでデータ通信を利用する場合は、端末のデータローミング設定をオンにする必要があるため注意してほしい。アンテナ表示が変化しても通信できない場合は、端末を機内モードにして再度解除する操作や、電源の再起動を試すことを推奨する。手動でネットワークを選択した場合は、通信後に必ず自動選択へ戻す手順を忘れないでほしい。

 自動的につながりにくい場合などにネットワークの選択方法を「手動選択」に変更した際は、緊急通報や通信の利用が終わったあとに必ず「自動選択」へ戻さなければならない。手動選択の設定のまま放置してしまうと、JAPANローミングの提供が終了したあとに、普段契約している通信回線につながらなくなってしまう。この点はiOSとAndroidのどちらを利用していても共通する重要な注意点となるため、忘れずに設定を戻す必要がある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る