腰掛け式のポータブルファン「FIELD WAIST FAN」を試す 4580円でファン×大容量バッテリー×ライトの安心感(1/2 ページ)
WAQが発売した「FIELD WAIST FAN」は、衣服内に風を送り込む腰掛け式のポータブルファンである。8000mAhのモバイルバッテリー機能やライトも備え、4580円という手頃な価格と高い汎用性が魅力だ。動作音の大きさに留意し、静かな室内や人混みを避けてランニングなどの屋外活動で活用するのが好ましい。
アウトドアブランドのWAQは5月25日、ポータブルファン「FIELD WAIST FAN(WAQ-FWF1)」を発売した。価格は4580円。カラーはタン、オリーブ、ブラックの3色で、WAQ公式オンラインストアの他、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できる。
腰に装着して使うウエストファンは、首掛けタイプや手持ちタイプのポータブルファンと並び、暑さ対策ギアとして普及しつつある。今回は同製品の実機を試用する機会を得たので、使用感を確認していこう。
外観・装着感:硬めのクリップでベルトにしっかり固定
サイズは約84(幅)×90(縦)×72(奥行き)mm、重量は約330g。ポケットに入れるにはかさばる大きさで、手のひらには乗るが、スマートフォンと比べると一回り以上大きい印象だ。
背面のクリップでウエストバンドやズボンのベルト部分に固定し、トップスを本体の上からかぶせるように装着して使う。ファンから送られる風が衣服内に取り込まれ、体まわりに空気の流れを生み出す仕組みだ。簡易的な空調服といってもいいだろう。
ベルトへの固定はしっかりしており、ウオーキング中に外れる気配はなかった。ただ、330gという重さは、ベルトの締め具合や衣類によっては多少気になるかもしれない。また、トップスの内側に風を送り込む構造のため、装着した部分の周辺は多少ふくらむ。体のラインを気にする場面では、上着で覆うなどの工夫がいるだろう。
なお、防水性能はIPX0とのこと。つまり防水性能はない。屋外での使用を前提とした製品だが、汗や急な雨で内部に水が入れば故障につながりかねないため、雨天時の使用は避け、汗をかく場面でも水ぬれには気を付けたい。
風量や使用感:動作音の大きさに注意
風量は、1/25/50/75/100の5段階で切り替えられる。最大風速は8.5m/sで、風量1では最大24時間の連続使用が可能とのことだ。操作は、電源ボタンの長押しで電源のオン/オフ、電源が入った状態で短押しすると風量が1から順に切り替わる。
実際に試したところ、風量1でも衣服内に空気の流れを感じ、静止していてもそれなりに涼しさが得られた。ウオーキング中は25あるいは50にするとちょうどよい印象で、多少の負荷がかかる屋外での作業やスポーツ時にも十分対応できると感じた。
ただし、気になるのは動作音の大きさだ。ファンが小型であることが影響しているのか、風量1の段階でも「うるさい」と感じる程度の音が出る。風量50以上になると騒音レベルに達し、周囲に人がいる環境での使用は難しいと思われる。混雑した場所や静かな屋内での使用には向かず、あくまでランニング、ウオーキング、屋外作業など屋外での活動時に使うものと考えた方がいいだろう。
実際の動作音は、以下の動画を参考にしてほしい。
冷却プレート:素早く体温を下げたい部位に当てると効果的
本製品は冷却プレートを搭載しており、肌に触れると瞬間的に冷たさを感じる。額や首筋など、素早く体温を下げたい部位に当てる用途には向いている印象だ。冷却プレート単体では動作せず、ファンが回転している場合のみ利用可能。オンになると、液晶にアイコンが表示される。
冷却素材にはペルチェ素子を使っており、オンにすると瞬間的に結露する程度には冷える。ファンからの送風もわずかに冷たく感じるが、冷風というほどではなく、「冷たい風が吹き出す」という期待には応えられない。あくまでも補助的な冷却手段として活用するものだ。
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