「Androidのマイナンバーカード」サービス開始 概要とセットアップ方法を紹介(1/2 ページ)
デジタル庁が、Androidの「スマホ用電子証明書」を「Androidのマイナンバーカード」にリニューアルした。この記事では、その概要とセットアップ方法を紹介する。
デジタル庁は10月20日、「Androidのマイナンバーカード」のサービスを開始した。Android 12以降を導入済みのAndroidスマートフォンにおいて利用できるが、新機能の「属性証明機能(カード代替電磁的記録)」については対応機種がより制限される。
この記事では、Androidのマイナンバーカードの概要とセットアップ方法を紹介する。
対応機種は従来の「スマホ用電子証明書」と同じ
Androidのマイナンバーカードは、従来Androidスマートフォン向けに提供してきた「スマートフォン用電子証明書」をリニューアル/機能拡張する形で提供される。そのため、スマホ用電子証明書に対応している機種なら、以下の条件を“全て”満たすことでAndroidのマイナンバーカードに移行できる。
- OSが「Android 12」以降であること
- 最新の「マイナアプリ」をインストール済みであること
- 最新の「Google ウォレット」アプリをインストール済みであること
- 最新の「おサイフケータイ」アプリをインストール済みであること(※1)
(※1)スマホ用電子証明書などの書き込み時に必要
ただし、属性証明機能については一定の基準を満たす(「StrongBox」対応の)セキュリティチップの搭載が必要で、対応機種が限られる。
属性証明機能が使えない(スマホ用電子証明書のみ使える)機種については、バーチャルカードの券面に機能制限のあるカードである旨が明記される。デジタル庁は、属性証明機能に対応する機種は今後増えていき、“完全な”Androidのマイナンバーカードを使える人もそれに合わせて増加すると見込んでいるそうだ。
「iPhoneのマイナンバーカード」と機能差分はないが実装差分はある
属性証明機能に対応するAndroidのマイナンバーカードは、機能面で「iPhoneのマイナンバーカード」との差分がなくなる。
ただし、AndroidスマホとiPhoneではスマホ用電子証明書の実装方法が異なる(具体的な説明は割愛する)。その都合で、10月20日以降もスマホ用電子証明書をNFCカードリーダーにかざして使う場合の手順の違いは残る。
iPhoneのマイナンバーカードでは「マイナ保険証」(※2)やコンビニエンスストアでの公的証明書の発行サービス(※3)を使う際にスマホ側の生体認証(Touch ID/Face ID)を行うようになっているが、Androidのマイナンバーカードでは従来通りかざす先のデバイス(カードリーダー)において「利用者証明用電子証明書」のパスワード(4桁の暗証番号)を入れる必要がある。
AndroidスマホとiPhoneの認証方法の“統一”に向けた検討は、今後進められるという。
なお、「マイナンバーカード対面確認アプリ」を使った本人確認の手順については、iPhoneと属性証明機能に対応するAndroidスマホで共通化されている。
(※2)医療機関のマイナンバーカードリーダーにスマホ用NFCカードリーダーが付いている場合に利用可能
(※3)対応可否と、対応している場合に発行できる証明書類は市町村/特別区によって異なる
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