DENON、上級機の機能を受けついだAVアンプ普及モデル「AVC-3890」
デノンは、AVアンプの新モデル「AVC-3890」を3月下旬に発売する。上級機に採用していたサラウンド回路「New D.D.S.Cデジタル」をブラッシュアップして搭載したほか、高音質ソースのフルスペックデジタル伝送が可能な独自のデジタルインタフェース「DENON LINK」を採用した初の普及機。価格は15万7500円(税込み)。
New D.D.S.Cデジタルは、新しい32bitフローティングポイントタイプDSPの採用のほか、各デバイスも最新のパーツに変更するなどの改良が加えられた。信号処理能力は「従来の約2倍」(同社)。192kHzのハイスピードデジタル信号への対応にくわえ、各種サラウンドデコード処理の精度も高くなっているという。
サラウンドフォーマットは、従来のDTS-ESやDolby Digital EXにくわえ、最新のDolby Pro LogicIIxをサポート。7chパワーアンプは、各チャンネルとも180ワットの出力を持ち、D/Aコンバーターも全チャンネル192kHz/24bit対応、さらに上級機種の「AVC-A1SRA」で採用した192KHz対応のアナログ波形再生技術「AL24 Processing Plus」の搭載など、同社がAVサラウンドアンプに求める「全チャンネル同一パワー同一レスポンス」を実現した仕様となっている。
セットアップを容易に
オートセットアップ機能とルームEQ機能を新たに採用し、セットアップを容易にしたのも特徴の一つだ。付属のマイクを使用して、スピーカーとリスニングルームの特性データを測定。これに基づき、スピーカーのサイズや位相、距離などを含む初期設定の自動化と周波数特性の最適化が可能になった。同社では「独自の測定方法により、より正確かつ短時間での特性測定を実現した。その測定データを新世代32bit DSPの精度の高い演算処理により、分析・補正し最適な視聴環境をつくりあげる」としている。
一方のDENON LINK(3rd Edition)は、ケーブル一本でCD、DVDビデオ、DVDオーディオ、スーパーオーディオCDのマルチチャンネル信号までをフルスペック伝送できる独自規格だ。バランス伝送によるジッターレスなサウンドを実現する。ただし、スーパーオーディオCDに関しては、著作権保護機能の承認作業中のため未対応。「許可が得られた段階で、スーパーオーディオCDのデジタル伝送が可能になる」(同社)としている。
このほかのインタフェースとして、100MHzまでの帯域をスイッチング可能なHD対応(1080iまで)コンポーネント入出力を装備。コンポーネント入力は3系統(RCA×1とD端子×2)、出力は2系統(RCA×1とD端子×1)ある。また、コンポジット入力は7系統、Sビデオ入力は7系統で、出力はそれぞれ3系統。S映像やコンポジット映像入力端子の信号を変換して、コンポーネント映像端子からモニターテレビへ出力できるビデオコンバージョン機能も搭載した。
一方のオーディオ入力端子は11系統あり、このうちデジタル入力が8系統(光デジタル×5、同軸デジタル×2、DENON LINK×1)。プリアウトや2系統の光デジタル出力端子なども用意した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR