住友電工など4社、パケットロス回復技術の有効性を確認
住友電気工業、住友電工ネットワークス、NEC、NTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)の4社は、パケットロス時に高速で補償できるパケット回復技術 FEC(Forward Error Correction)の試行サービスにおいて、その有効性が確認されたと発表した。
実験は、3Mbpsや6Mbpsの高画質コンテンツをFECサーバで配信、各モニター宅のSTBでテレビに映し出すという形で行われた。
FECは、パケットロスが発生した場合に、先行して到着しているパケットからロスしたパケットを復元することができるという技術。パケットロスで通常行われる「再送」では、サーバ側が送り直すのに時間がかかるためパケットロスが映像の乱れなどとして目に付くが、FECの場合は高速に補完できるため映像が乱れずに再生できるのが特徴。
サービス面でも、FECのありなしで比較した結果、FECありの方が視聴時間が長く、視聴回数も多いという結果が出たという。特に視聴回数については、FECなしではパケットロス率が5~10%になるとほとんど視聴されなくなるのに対し、FECを使用するとロス率が15%を超えても視聴回数が高いという結果になっている。
今回の検証によって各社では「パケットロスが10%程度であっても商用レベルのVODサービスが可能」(発表資料より)になると見ており、今後、試験サービスでの技術やノウハウをもとに高品位映像配信システムの開発やサービス提供などを行うとしている。
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR