LifeStyle Weekly Access Top10
まもなく審議――著作権法改正について注目が集まる
いつの時代にも「腕時計型」のアイテムは心くすぐるもの。TVが1人1台の時代になって久しいが、それが腕時計型というならば、話は別。これまでにもデジカメやPHSが腕時計型として登場したが、ありそうでなかったのがTV(まったく無かったわけではないが…)。久々の“グッとくるアイテム”として読者の心をつかんだようだ。
また、先週に引き続き著作権関連の話題が複数ランクイン。先週から数えると連載記事は4回、関連記事も複数あったがいずれも注目を集めており、関心の高さが伺える。
この著作権法改正問題、実に複雑な問題だ。「輸入CDが今のように買えなくなるのは困る」という消費者の意見も理解できるし、「コンテンツを国外へ輸出できるようにしないと、資源に乏しい日本の将来が危ない」という文化庁の意見も理解できる。「海外からの邦楽逆輸入CDが増えると日本のレコード産業が危なくなる」というレコ協の意見も、分からなくもない。音楽産業に携わる人の中にはこの法案に賛成する人もいるだろう。
しかし、筆者が取材を通して感じたのは、CDを購入する消費者の意見があまりにも反映されていないことだった。3者の意見はいずれも理解できるが、少なくとも今回行われようとしている著作権法改正では、消費者の「これまで通りにCDを買う権利」が奪われる危険性を持っていると言わざるを得ない。
文化庁とレコ協は還流盤の輸入制限ができればいいと主張しているが、還流盤といっても海賊版ではないし、正規の著作権料はアーティスト側へ支払われている。還流盤はアーティスト名や歌詞が現地語に訳されていることも多く、コアなファンならばコレクターズアイテムとして揃えておきたいようなものもある。これを専門にコレクションしている人もいることだろう。
「音楽」という文化的な側面があるからこそ、これまで再販制度も認められてきたわけだが、購入する消費者あってのCDでもある。衆議院での審議もまもなく始まるが、消費者が納得いく形での決着を望む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
10
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR