「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」――ソニー・安藤社長
ウォークマン(TPS-L2)の発売から25年。この発売25周年を記念してのイベントで、ソニー代表執行役社長の安藤国威氏は新発売となったHDD搭載ウォークマン「NW-HD1」を、「HDD搭載は大きな流れに沿ったもの。(HDD搭載タイプの投入で)ラインナップは一応の完成を見せた」と評し、ライバルと目されるアップルのiPodについても、「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」「一社独占状態への挑戦だ」と強気を見せた。
NW-HD1について、「自信はある。“やっぱりソニーが5割のシェアを握ったか”と言われる世界がすぐに来ると思う(笑)」。iPodについては、「電池寿命や検索性、操作性など、われわれの目から見ればまだまだ手を入れるところはある」と自信のコメント。
同社は発表されたNW-HD1を始め、VAIO Pocket(VGF-AP1)、ポータブルビデオプレーヤーPCVA-HVP20など、HDDを搭載したポータブルデバイスをいくつかリリースしている。それぞれに特徴はあるものの、“HDDを搭載したメディアプレーヤー”である点は共通しており、ユーザーに分かりにくさを与えている。
この点について安藤氏は「個人の好みはそれぞれ異なり、一つの商品でカバーするのは難しい。発売している商品は、それぞれユーザーニーズの切り取り方が異なっている」と主張。
同時に発売すればユーザーが比較検討しやすいのでは?という意見には、「開発スピードの問題もあり、(同じような使い方ができる商品でも)発売時期をそろえることは難しい。それに、ターゲットとするユーザー層が異なるならば、同時期に発売する必要もない」。ユーザーから見ると“混乱”にしか見えない製品リリースのやり方も、ポリシーを持って臨んでいると反論した。
同イベントで行われたトークセッションには、自身もCDウォークマンを愛用するという鳥越俊太郎氏が司会として登場。出席者として、ソニー執行役副社長兼COOの高篠静雄氏、ソニーマーケティング代表取締役 宮下次衛氏、ソニーパーソナルオーディオカンパニープレジデントの福島貴司氏、エイベックスネットワーク代表取締役の前田治昌氏らが名を連ねた。
「NW-HD1はiPodと比べてどうなんでしょう?」という鳥越氏の質問に、福島氏が「いいモノです!(笑)」と力説。「電池が長持ちして、胸ポケットに入って、落としても大丈夫。そうでなければ、ウォークマンとは言えないです」と持論を展開する一幕も。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR