書き換え可能な「ミューチップ」新製品
日立超LSIシステムズは12月7日、マイクロ波を使ってデータの書き換えが可能な1.5ミリ角の非接触型ICチップ「ミューチップRW」と同製品のデータを読み書きできる「リーダ/ライタ」を開発し、来年第2四半期から量産を始めると発表した。
ミューチップRWは、18バイト(144ビット)のROM領域と、110バイトの書き込み領域を搭載した。10万回のデータ書き換えが可能だ。
アンテナを内蔵したインレットを装着してリーダ/ライタと通信する。インレット装着時のサイズは70(幅)×4.8(高さ)×0.4(奥行き)ミリ。
通信周波数帯は、ISO18000-4に準拠した2.45GHz帯のマイクロ波を使用した。リーダ/ライタから60センチ離れた位置から通信でき、無線ICタグとして利用可能だ。高精度なアナログ技術により、通信性能を高めたとしている。チップが複数あっても問題なくデータを読み書きできる衝突防止機能を備えた。
リーダ/ライタは、アンテナ部、本体部ともに約20センチ四方と大型だが、今後は、PCカードサイズやコンパクトフラッシュサイズに小型化した製品を開発予定。2.45GHz帯と13.56MHz帯両対応のリーダ/ライタも開発し、T-Engine製品への搭載を視野に入れる。
製造業、流通業などでの商品管理のほか、チケット、回数券、電子マネーなどの分野に応用可能だとしている。
量産開始に先立ち、ミューチップRWのプロトタイプとリーダ/ライタ、評価ソフトなどをセットにした「ミューチップRW評価キット」(税込み99万7500円)と、PC用のソフト開発キット(同21万円)を12月9日に95万円で発売する。
同製品は同日、T-Engineフォーラムの「ucode認定Category1 Class1」を取得した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
豪雨被害の千葉で「通れた道マップ」トヨタが公開 直近3時間の通行実績が分かる
-
2
河川監視のライブカメラ水没か――千葉豪雨、村田川の映像が水中に 「こんなの初めて見た」
-
3
サービス終了した「Link!Like!ラブライブ!」開発元が破産 負債103億円超 東京商工リサーチ
-
4
悪酔いにチェイサーは効果なし? 日本酒4合+水1Lを飲ませ二日酔い調査 大分大などが研究
-
5
千葉の豪雨、変電所の装置も水に浸かる……東電PG、現場写真を公開
-
6
千葉の「通れた道」、JARTIC地図で確認可能に トヨタやホンダなど5社のデータを集約
-
7
千葉県の豪雨から一夜 2万軒超で停電続く 千葉市では2260人が避難
-
8
東京ガス子会社、社員が飲酒後にPCを紛失 個人情報約2万件を保存
-
9
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR