“XP SP2の欠陥”発見企業が独自パッチ公開

 ロシアのセキュリティ企業Positive Technologiesが、MicrosoftのWindows XP Service Pack 2 (SP2)で昨年見つけたというセキュリティホールのパッチをリリースした。

 Positive Technologiesは12月22日、MicrosoftにDEP(Data Execution Protection)の問題について通報、同社から連絡を待つように言われたという。

 「1カ月以上たってもMicrosoftからは何の連絡もない。そこでわれわれが自らパッチを発行することにした。Microsoftが自社の製品を守りたいのは分かるが、この問題について人々に知ってもらうこと、そして自衛のためのツールが存在することを知ってもらうことの方が重要だと考える」。Positive TechnologiesのCTO、ユリ・マキシモフ氏は1月31日、こう語った。

 同氏が知る限り、ハッカーグループは既に、DEPの脆弱性を突いてPCのメモリに不正コードを挿入する方法の開発に当たっていると、マキシモフ氏は言い添えた。

 Positive Technologiesは一時的なセキュリティ措置を開発し、「PTmsHORP」というフリーユーティリティとして28日に提供を開始したという。

 ただ、アナリストからは、サードパーティーのパッチをダウンロードするのが賢明かどうかを疑問視する見方も出ている。「個人的にはこのようなパッチのダウンロードは勧められない」とOvumのアナリスト、グレアム・ティッタリントン氏。「よく知らない人物や会社からパッチをインストールするのは危険が大きい。何も問題は起きない可能性もあるが、そのような危険を冒すほどの価値はない」

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