“Cell”プロセッサの概要明らかに――マルチコアで4GHz超え
IBM、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)、東芝の3社は共同開発中のマイクロプロセッサCell(コードネーム)のマルチコアアーキテクチャを初めて明らかにし、クロック速度が4GHz以上になることも発表した。
3社がISSCCで発表したプロトタイプチップは221平方ミリの大きさに2億3400万個のトランジスタを集積し、90ナノメートルSOIテクノロジーで製造されている。
Cellには8基のSynergistic Processorコアを搭載し、ハードウェアテストで計測したクロックスピードは最大で4GHzを超える。浮動小数点演算を重視したマルチコア設計が大きな特徴となっている。
性能に関しては、エンターテインメントおよびリッチメディアの多くのアプリケーションで最新PCプロセッサの10倍のパフォーマンスを出しているという。用途としては、ホームサーバからスーパーコンピュータまで幅広く想定。
Cellは、Linuxなどの既存OS、ゲームや家電などのリアルタイムOS、そして特定用途向けのゲストOSを同時に走らせることが可能だ。
Cellプロセッサはまず今年、ニューヨーク州イーストフィッシュキルにあるIBMの300ミリウエハー工場で製造され、次にソニーグループの長崎工場で製造開始される。
ソニーの執行役副社長でSCEの社長兼グループCEOである久夛良木健氏は「Cellがドアを開けたことにより、コンピュータサイエンスの新たな章が始まろうとしている」と述べた。(→詳細記事)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR