レビュー
シンプルで使い勝手のよい生活防水デジカメ「μ-mini Digital S」(2/3 ページ)
背面には1.8インチの液晶モニター。多くのデジカメが2.0インチ以上のパネルを使ってきたため小さく感じるが、ボディがこぶりなためこのままではこれ以上大きくできないのだろう。光学ファインダーはない。モニターの左にはQuickViewボタンがあり、撮影時にそれを押すと再生モードにはいる。モードダイヤルとQuickViewの両方があるのはちょっと無駄だ。
ディスプレイの右には小さなズームボタンと、中央がOK/MENUキーになった円形十字キー。このシンプルさはオリンパスならではだ。この最小限のOKボタン付円形キーをうまく使って多彩な操作を実現している。
まず撮影時は円形十字キーの上がシーンモード、右がフラッシュ、左がマクロ、下がセルフタイマー。
さらに中央のボタンを押すとメニューが表示されるが、第一階層は、上が露出補正、左が画質モード、下がホワイトバランスへのショートカットになり、ここで右の「モードメニュー」を選んではじめてフルメニューになる仕組みだ。
メニューではISO感度、測光パターン、ドライブモードなどの変更が可能だ。リアルタイムヒストグラム表示機能まである。
基本的にはフルオートで使うデジカメで凝った機能はないが、その分豊富なシーンモードが用意されている。
プログラムオートを入れて全部で15個。ポートレート、夜景、風景といった一般的なものの他に、夕日・料理・ショーウインドウ、中には「一人旅」なんてのもある。一人旅はセルフタイマーで自分と背景を撮るための設定のようだ。
動画機能は320×240と160×120の2パターンで、15fps。デジカメの動画性能としては低い方である。
再生時はカレンダー機能(ズームボタンをどんどんワイド側にしていくとカレンダーモードになる)やアルバム機能を使える。
バッテリーは専用のリチウムイオン充電池で、メディアはxDピクチャーカード。これらのスロットやUSB端子は防水用にパッキングされたカバーの中にある。
強力なライバルが出た今、あとひとひねり欲しいところ
もともとμ Digitalシリーズはいち早くデジカメに生活防水を取り入れ、丸みを帯びたユニークなスタイルと共に人気を博した。特にμ-mini Digitalは生活防水に加えて親しみやすいデザインや気軽に持ち歩けるコンパクトさもあって、目を惹く存在だったのは確かだ。特に本格的なアウトドア指向よりは、生活の中で水や多少の乱暴な扱いを気にしないで使いたい人……子供を持っている母親などに向いていると思う。多少子供がやんちゃでも使えるというのは重要なことだ。
ただ防水という意味では、ペンタックスから「Optio WP」という強力なライバルが登場した。こちらはμ-mini Digital Sより実売価格がかなり高いが、コンパクト薄型でありながら水深1.5メートルでの撮影もできる。
μ Digitalシリーズも次の一手が問われる時期かもしれない。
作例
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
7
「推しがそばにいる日常」を ソニー、5万円台の裸眼3Dディスプレイ アニメ公式コンテンツに対応
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
10
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR