AMDの対Intel訴訟、「今回はAMDに有利」とルイズ会長
米AMDはIntelを相手取って起こした独禁法訴訟を来年中に陪審による審理に持ち込み、文書や業界内部関係者の証言を通じてIntelの行為を暴露したい考えだ。AMD幹部が6月28日語った。
AMDのヘクター・ルイズ会長兼CEOはアナリストとメディア向けの電話会見で「本日、当社はIntelに対し、不正行為をやめ、市場の状況に従うよう要求した」と語った。AMDは同日、Intelが世界各国のハードメーカーと小売業者に対し、差別的な価格と市場圧力、脅しを用いてAMDではなくIntelのプロセッサを使うよう強要したとして、米デラウェア地区連邦地裁に提訴した。
こうした問題の幾つかは過去に米国で持ち出されたこともあり、最も最近では1998年にも浮上したが、いずれもIntelが勝利した。しかし今度はOpteronとAthlon 64の成功、および日本の公正取引委員会がIntelの排除勧告を行っていることから、AMDは競争上はるかに優位に立っているとルイズ氏は言う。欧州委員会もIntelの事業慣行について調査中だ。
AMDのシェアは拡大しているが、Intelが市場力を行使してベンダーとシステムインテグレーターを囲い込み独占契約を結ばせていなければ、AMDのシェアはもっと伸びていたはずだとルイズ氏は話した。AMDはIntelよりも優れた技術をより良い価格で提供しているとの考えだが、Intelが独占的な立場を行使して競争を阻害していると同氏は批判した。
一方、Intelは予想通り、AMDの訴えに反論する用意があると、Intel広報のトム・ビアマン氏は話している。
「IntelおよびIntel顧客の事業慣行に関するAMDの申し立てには強い異議がある。Intelは公正な競争を信じており、消費者はこの活発な競争の恩恵を受けていると確信している。AMDは再び、Intelの成功について、言いがかりと憶測に満ちた訴訟で法廷に苦情を申し立てることを選んだ。IntelはAMDの今回の申し立てに対し適切な形で応酬し、法廷でこの問題を成功裏に決着させるために尽力する」。ビアマン氏はIntelの声明を読み上げてこう語った。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
9
タイムズカー、お見舞金3000円の算定基準は? パーク24に聞いた
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR