スピーシーズ、ハイエンドロボット「SPC-003」を研究・開発用に発売
スピーシーズは12月1日、研究・開発を目的としたハイエンドロボットキット「SPC-003」と、ロボットの統合開発プラットフォーム「リアルモーションシステム」を発表した。価格は、SPC-003単体が78万円、SPC-003とリアルモーションシステムのセットが150万円。12月25日に出荷を開始する。
「SPC-003」は、全身に26の自由度を持つ2足歩行ロボットだ。肘から先に小型サーボモーター「RS401CR」を採用し、腕の自由度が増したほか、手で物を掴んだり、前屈姿勢が可能になるなど、上体の表現も豊かになっている。
全高は約525ミリ、重量は4キログラム。IEEE 802.11b準拠の無線LAN、ジャイロセンサー、3軸Gセンサー、35万画素カラーCMOSカメラなどを標準装備している。バッテリーにはニッケル水素充電池を使用し、1時間から2.5時間の充電で15~30分の動作が可能だという。
一方のリアルモーションシステムは、ソリッドワークス・ジャパンの3次元設計ツール「SolidWorks」とコスモスジャパンの機構解析ツール「COSMOSMotion」を組み合わせた開発プラットフォーム。ロボットの3次元モデルを用い、重心計算、3次元干渉チェック、可動範囲の検証、機構解析などがPC上で行える。また、パッケージには「SPC-003」の3次元設計データが同梱されており、実機用のモーションエディタで作成したロボットの動きを、3次元CAD上でシミュレートすることも可能(変換ソフトを同梱)。「購入後、スグにロボット本体と3次元機構シミュレーション環境を利用できる」(同社)。
なお、SPC-003もリアルモーションシステムで開発しており、ロボットの基本設計は約2週間、各種検証を含む設計も約2カ月という短期間で完了したという。「従来比で2分の1から3分の1程度の設計工数短縮が実現した」(同社)。
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