孫社長「『テレビ局の支配』がはやっているが……」
ネット動画配信の本格展開を12月19日発表したソフトバンクの孫正義社長は、会見で「特定のテレビ局を支配するといったことがはやっているが、1社とのみ深く関わるのはいいことではないと思っている」と述べ、テレビ局の経営権取得などを行う考えがないことを改めて強調した。
ソフトバンクとヤフーは、共同出資会社のTVバンクと「Yahoo!動画」を通じて動画配信を強化(関連記事参照)。既にコンテンツ配信をしているテレビ朝日に加え、NHKが新たにドキュメンタリー番組の提供を開始。さらに日本テレビ放送網、東京放送(TBS)、テレビ東京も参加を協議している。
孫社長はYahoo!動画を配信ポータルサイトとして位置付け、「自らコンテンツを作るより、パートナーの手伝いをすることでプラットフォームの役割を果たしたい」と話し、コンテンツ企業各社が配信プラットフォームとして活用できる場として育てたい考えだ。
特にテレビ局向けには「テレビにもネットを武器として活用してもらい、お互いが競合するのではなく、提携し合い協力し合う形」を理想像として描き、「キー局に対する地方局のように、われわれを『インターネット地方局』だと考えてもらえれば、番組配信の範囲が拡大するだろう」と配慮を見せた。
一方で「ネットと放送の融合に懐疑的な人が多かったが、最近は進めたほうがお互いにベターだというように考えが変わってきた。世界一のブロードバンドインフラを活用できる法整備が望まれる」と述べ、放送と通信の枠を取り払う規制緩和にも期待した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
IDCFクラウドへのランサム攻撃、495の企業・自治体に影響 一部には「復元難しい」との通達も
-
2
「IDCFクラウド」障害で止まった「MTクラウド版」、「Googleクラウド」のバックアップで「さくらのクラウド」に移行へ
-
3
IDCFクラウドへの不正アクセス、ランサムウェア攻撃と明らかに 運営会社が回答
-
4
ChatGPT、無料版を含む全ユーザーに「GPT-6」 回答内に“操作できる画面”を生成する「Intelligent UI」搭載
-
5
バイブコーディングで作った公開中のWebアプリ、9割に脆弱性 MSの研究者など調査
-
6
損保ジャパン、約6万件漏えいか 大和証券・シチズンと同じ委託先への不正アクセスで
-
7
相次ぐ不正アクセス受け、古川デジタル相がコメント 国民に3つのサイバー対策呼び掛け
-
8
「応用情報技術者試験」申込障害 カード二重決済、「申込完了」でも座席なし……IPAが詳細発表
-
9
IDCFクラウドに不正アクセス 東日本の第1リージョンで障害
-
10
止まらない不正アクセス、背景にAIの“超高速攻撃”か 識者「使われていない方が不自然」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR