レビュー
アナ・アナ「W録」も可能なデジタル放送世代の新ハイエンド「RD-X6」(3/5 ページ)
RDシリーズの伝統といえる高精度な編集機能はもちろん健在だ。TS録画、MPEG-2録画に関わらずフレーム単位のチャプター設定や、チャプターをもとにしたプレイリストの作成番組の分割、結合をサポート。DVDビデオフォーマットによる高速ダビングを考慮してGOP単位のチャプター設定も行える。さすがにプレイリスト作成や番組結合はTS録画同士、MPEG-2録画同士という制限がくわわるが、編集機能は総じて強力だ。また従来モデルでは課題といわれていた編集時のレスポンスも向上しており、チャプター編集時にリモコン操作にリニアに反応するようになった。このあたりは、スペックでは分からない大きな改善点だろう。
DLNAガイドライン準拠のネットワーク配信にも対応
PCのブラウザからさまざまな操作を可能にする「ネット de ナビ」に大きな変更はなく、仮想リモコンが一体化したデザインも従来のままだ。しかし、本体側の機能に合わせた改良、機能強化は図られている。たとえば、仮想リモコンがリモコンに合わせてデザイン変更され、録画予約の優先順位という追加項目に対応したほか、おまかせ自動録画の設定も可能になった。おまかせ自動録画の設定は文字入力を伴うので、PC上からの設定作業が可能になったメリットは大きい。
基本的には「RD-XD91/71」と共通だが、「RD-X6」のみの新機能となるのが既に触れたDLNA対応のネットワーク配信機能だ。「ネット de モニター」の延長上にある機能だが、大きく異なるのはMPEG1に変換されず、録画したMPEG-2データがそのまま配信される点。画質の劣化がなく、リアルタイム性も高い。トレードオフとして、PC側にもMPEG-2再生をサポートするDLNA対応クライアントソフトが必要になるのだが、最近はそうしたソフトがプリインストールされたPCも多く(VAIOの「VAIO Media」、FMVの「MyMedia」など)、それほど敷居は高くない。単体クライアントソフトとしてデジオンの「DiXiM」なども販売されているし、バッファロー製の「LinkTheater」やアイ・オー・データ機器の「AVeL Link Player」など、ネットワークメディアプレイヤーもDLNAに対応している。
今回は、アイ・オー・データ機器の「AVeL Link Player」をクライアントとして利用してみたが、あっさりと認識して「RD-X6」で録画した番組を再生できた。なお、メディアサーバとして動作している間は、「見るナビ」や「編集ナビ」を起動することができず、「RD-X6」側は一部動作が制限される。ちなみにメディアサーバとしての動作中でも、再生ボタンを押すと選択中(最後に再生、録画された)の録画番組を再生することは可能だった。ちょっと変則的だが、2番組の同時再生ができるわけだ。
使いやすくなった「編集ナビ」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
3
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
4
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
5
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
6
JALの予約システムに不正アクセス 約9万人分の予約情報が漏えい 一部ではパスポート番号も
-
7
Apple、初のタッチ対応「MacBook Pro」発表 新型OLED搭載、国内価格は49万9800円から
-
8
AIが人間に“闇バイト”を発注? AIが物理的労働を買う求人サイト「RentAHuman」の実態
-
9
Google、「Gemini 4 Carbon」発表 「Argon」公開から2週間、サイバー防御能力などを強化
-
10
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR