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「みんな」と違う!? ケータイ・デジタルプレーヤーを持つ(3/3 ページ)
昨今よく見掛ける不必要な程のボタンが並んだAV機器のリモコンや、多機能の一途をたどるケータイ電話のユーザーインタフェース等を日夜研究している人達にとって、20世紀の傑作である「ファミリーコンピュータのコントローラー」は、発売後23年経過した今もベスト・オブ・ベストの「コントローラーの神様」であることに変わりは無いだろう。多くの特許や知的所有権に関するコストを考慮しなければならないが、ファミコン・キー配列の多機能リモコンや、ファミコン・キー配列のケータイ電話を打ち出すメーカーは日本には無いのだろうか? たった3個のキーで縦横無尽なコントロールを出来るファミコン・キーは今も確実に健在だ。
「ゲームボーイMicro」+「PLAY-YAN micro」は、多くのiPod用として発売されている殆どの周辺機器をそのまま流用出来るモノが多い。筆者は、TUNEWAREの「三脚スピーカー」を自宅のデスクや出張先のホテルのデスク上で活用しているが、本家のiPodとのコンビネーションより見栄えが良いのは面白い。
また米国内のBrookStone社の販売店で購入した防水スピーカーボックスに「ゲームボーイMicro」+「PLAY-YAN micro」を収納しバスタイム・ミュージック・プレーヤーとしても活用している。もちろん、「ゲームボーイMicro」+「PLAY-YAN micro」だけでも、内蔵の小さなスピーカーでそれなりに音楽を聴くことは可能だ。
たとえ「ゲームボーイMicro」+「PLAY-YAN micro」の玩具の様な組み合わせでも、デジタル・サウンドの最後のアナログ出口であるヘッドフォーンにはこだわりたい。筆者は、100円ショップで売られている超低価格の商品から上は数万円まで、数種類のヘッドフォーンを試したが、やはり、最も良い結果を示したのは、高品質で高出力の「シュア社のE5c」であった。一見、数千円のゲーム機デジタルミュージック・プレーヤーに、その10倍も価格差のあるヘッドフォーンは贅沢でアンバランスの様にも思えるが、「みんなと違う」という哲学の下ではそれもごく自然で、常識範囲の「みんなと違う」贅沢なはずし技の極地なのだ。そして、確実にそれだけの価値あるサウンドをプレイバックしてくれる。
竹村譲(Takemura Yuzuru)氏
超大型汎用コンピュータの営業職として日本IBM(株)に入社。 DOS/V生みの親として知られるほか、ThinkPad220から始まる一連のIBMモバイル製品の商品企画や戦略を担当。今は亡き「秋葉原・カレーの東洋」のホットスポット化など、数々の珍企画でも話題を呼んだ。「ゼロ・ハリ」のペンネームで、数多くの著作がある。 2004年3月、日本IBMを早期退職し、同年4月より国立高岡短期大学産業造形学科教授。より広範囲で自由な活動を目指し、教授職を辞職。現在は富山大学 芸術文化学部 非常勤講師。ブランドデザインやデザイン情報が専門。 また、IT企業や携帯キャリアの顧問等を勤める。ライフワークは、独自の「ブランド戦略」や「スローなIT戦略」を踏まえた「ワークスタイル変革」の研究と実践。
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