セキュリティ対策奏効もコストは増大――英国企業調査
英国企業の情報セキュリティコントロール経費がIT予算に占める額は、過去最高の平均4~5%となり、2004年の3%、2002年の2%に比べて増加した。PricewaterhouseCoopersが4月25日、英国政府の委託で実施した調査結果を発表した。
調査は英国企業1000社を対象に電話で実施した。それによると、6年前に比べセキュリティポリシーを定めている企業は3倍に増え、ウイルス対策ソフトの導入率も98%に上った。
こうした対策が奏効して過去1年でセキュリティ問題に見舞われた企業は62%となり、2年前の74%より減少。大企業の場合、セキュリティ問題に関連してかかった経費は過去2年で50%減少している。
半面、小規模企業の場合はセキュリティ問題の発生件数が年間平均約8回と、50%増加。最悪のセキュリティ問題に見舞われた場合の平均コストは約1万2000ポンドとなり、2年前の1万ポンドから増大した。年間総額では2年前より50%増えて約100億ポンドとなっている。
新手の攻撃に対する防御は遅れ気味で、企業の4分の1がスパイウェア対策を導入していなかったほか、リムーバブルメディアに対しても55%が対策を取っていなかった。
ワイヤレスネットワークの防御は2年前よりは増えたものの、5分の1はまだ完全に無防備状態、さらに5分の1は暗号化されていなかった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR