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手ブレ補正に対応した1020万画素機――ソニー「α100」(1/4 ページ)
ソニー「α100」のいちばんのウリは、コニカミノルタの技術を受け継いだCCDシフト式の手ブレ補正機構だ。ボディ内のジャイロセンサーが手ブレを検知し、CCDを上下左右に動かしてブレを低減する。センサーには新しいものを採用し、補正のアルゴリズムを改良したことで、低周波域のブレにさらに強くなり従来のコニカミノルタの製品以上の補正効果を得られるという。メーカーのうたう効果は、シャッター速度に換算して約2~3.5段分だ。
実際にα100を使っても、その効果は十分に感じられる。カメラの構え方やシャッターボタンの押し方によって個人差があるとはいえ、今回の試用では、キットに付属に標準ズーム「DT 18-70mm F3.5-5.6」の装着時で1/8秒より速いシャッター速度なら、ほぼブレずに撮影できた。それ以下の速度でも、ブレない確率は手ブレ補正非対応の他機種に比べて高いと感じた。
補正の恩恵が特に大きいのは、三脚を使わずに夜景を撮る場合や望遠ズーム使用時だ。Wズームキットに付属の「DT 75-300mm F4.5-5.6」も試用したが、そもそも開放F値が暗いこのクラスの望遠ズームは、ふつうなら晴天屋外以外ではあまり使いたくないが、α100との組み合わせなら常用ズームとして実用的な1本になる。
これらの新しく出るソニー製αレンズはもちろん、コニカミノルタ製やミノルタ製のαレンズでも手ブレ補正は機能する。キヤノンやニコン、松下電器産業のようなレンズ側の手ブレ補正とは異なり、装着できる全レンズで補正が働くことは大きなメリットだ。唯一「AFマクロズーム3X-1X F1.7-2.8」では効果がないが、このことは従来のコニカミノルタ「α-7 DIGITAL」や「α Sweet DIGITAL」と同じである。
手ブレ補正の使い方も従来機と変わりない。補正のオンオフは、ボディ背面の手ブレ補正スイッチで操作する。レンズ側で補正する方式とは異なり、ファインダー上では補正の効果を確認できないことはボディ内補正の弱点だ。その代わりに、ファインダー下部にブレの度合いを示すインジケーターが表示されるので、その表示が最小になるようにカメラをしっかりと支えると、補正効果はいっそう高くなる。
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