IBM、Cell搭載の「ペタFLOP」スーパーコンピュータ構築へ
米IBMは9月6日、「Cell Broaband Engine(Cell BE)」プロセッサを採用した初のスーパーコンピュータの設計・構築を米エネルギー省国家核安全保障省から受注したと発表した。このシステムは1秒間に1000兆回の演算――ペタ(P)FLOPS――の処理能力を目指す。
このスーパーコンピュータはコードネームで「Roadrunner」と呼ばれ、同省のロスアラモス国立研究所に導入される予定だ。プレイステーション 3(PS3)向けに開発されたCell BEと、AMDのx86プロセッサを併用するという。
RoadrunnerはLinux、Opteron搭載サーバ「IBM System x 3755」、Cell BE搭載のブレードサーバ「IBM BladeCenter H」で構築される。1万6000個以上のOpteronコアと1万6000個以上のCell BEプロセッサを組織的に動かす高度なソフトを搭載し、幅広い科学・商用アプリケーションを処理できるよう設計される。ピーク性能は1.6PFLOPSを超える見通しだ。
設置場所や消費電力についても考慮されており、高度な冷却技術と電力管理技術を採用する。設置面積は1万2000平方フィート(1115平方メートル)と、およそバスケットボールコート3.5面分だ。
IBMはRoadrunnerの納入を年内に開始し、納入完了は2008年の見込み。
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