契約に基づきIBMは、Cell Broadband Engineプロセッサと付属チップで、RambusのFlexIOプロセッサバスとXDRメモリインタフェース技術を利用できる。
メモリ設計企業の米Rambusは3月17日、米IBMとライセンス契約を交わしたと発表した。契約に基づきIBMは、Cell Broadband Engine(Cell BE)プロセッサと付属チップで、RambusのFlexIOプロセッサバスとXDRメモリインタフェース技術を利用できる。
Rambusによれば、高速FlexIOとXDRインタフェースをIBMのプロセッサ技術と組み合わせることで、Cell BEを使った家電製品やサーバ、高性能コンピューティングシステムのパフォーマンスを最大限に引き上げることが可能になる。
IBMでは今回のRambusとの契約について、「革新的なCell BEアーキテクチャを基盤とした最先端のコンピューティング製品群を開発するという目標に沿って、Cell BEベースのチップセットに引き続き注力する一環」(IBMエンジニアリング/テクノロジーサービス世界配信副社長、ケビン・カーズウェル氏)だと説明している。
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