マーベラスが通期最終赤字に アニメ関連企業の不振相次ぐ
マーベラスエンターテイメントは11月7日、2007年3月期通期の連結業績予想を修正し、純利益が3億7500万円としていた前回予想から一転、6億2700万円の最終赤字になる見通しだと発表した。「蟲師」のヒットなどで売上高は拡大する見通しだが、DVD市場の悪化に伴い一部コンテンツの評価を見直したことなどが原因という。
修正後の予想は、売上高が128億円(前回予想は110億円)、経常損益は2億5500万円の赤字(同7億2400万円の黒字)。
音楽映像事業では「蟲師」のヒットに加え、旧作のレンタルDVD受注が増加。デジタルコンテンツ事業では、ニンテンドーDS用「ルーンファクトリー-新牧場物語-」やPSP用「VALHARA NIGHTS」が好調だった。その他事業で「テニスの王子様」のミュージカルが成功するなど、売上高は当初予想を上回る見込みになった。
一方、DVD市場の悪化を受けて一部コンテンツの評価を見直し、償却を前倒しで実施。また音楽制作子会社デルファイサウンドのレーベル事業が販売不振な上、アミューズメント事業ではクレーンゲームの販売不振による客単価の減少と出店の遅延・新規店舗の低迷が利益を圧迫しているという。
アニメ関連企業では、ウェッジホールディングスが2006年9月期連結の業績予想を1億3000万円の最終黒字から7億1700万円の赤字に下方修正。GDHも「アニメDVD市場が悪化し、新作の売り上げが落ち込んでいる」などとして最終赤字に転落する見通しだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
Google DeepMind、ワールドモデル「Genie 4」発表 音声や会話もリアルタイム生成、Geminiと連携
-
9
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR