「HD DVDプレーヤーはもう第2世代」
東芝、5万円を切るHD DVDプレーヤーなど2機種を投入
東芝は11月15日、HD DVDプレーヤーの第2世代機を発表した。ラインアップは、実売価格で5万円を切る見込み(オープンプライス)のエントリーモデル「HD-XF2」と、「HD-XA1」の後継機であるハイエンドモデル「HD-XA2」の2機種。いずれも12月下旬に発売する予定だ。
HD-XA2は、4月に発表した「HD-XA1」の後継機となるハイエンドプレーヤーだ。再生可能なディスクは、HD DVD-ROM、DVD-Video、DVD-R/DVD-RW(CPRMは非対応)。「RD-A1」で録画したHD DVD-Rメディアの再生に関しても、「出荷当初は非対応だが、後日ファームウェアアップデートで対応する予定だ」という。またドライブの変更によりDVD-RAMが再生できなくなったほか、CDメディアに記録したWMA/MP3再生などの付加機能も省略されている。
一方、基本機能であるHD DVD/DVDタイトルの再生に関しては、操作レスポンスをはじめ、大きく進化した。映像出力端子は、HDMI、D4、S端子、コンポジット各1系統だが、HDMIはver.1.3以上(1.3aになる可能性あり)となり、1080P出力およびオプション規格のディープカラー対応を果たした。対応するテレビなどと組み合わせた場合、より豊かな色と階調表現を楽しめる。
もちろん、従来のDVDソフトも1080Pにアップコンバートして出力可能だ。ビデオDACは、HD-XA1の11bit/216MHzから12bit/297MHzに変更され、D端子やコンポーネントといったアナログ端子でテレビと接続した場合でも、ハイビジョン4倍オーバーサンプリングによるクリアな映像を楽しめる(DVD再生時はXA1と同等の16倍オーバーサンプリング)。
さらに、HD-XA1にはなかった画質調整機能も搭載。とくにDVDメディア(SD映像)再生時に利用できるNR(ノイズリダクション)機能は「これまでで一番強力」(同社)という。
もちろんHD DVD再生時には「P in P」(ピクチャーインピクチャー)や本編動画上にサムネイル画像付きのチャプターメニューを表示できる「ポップアップ・メニュー」といった新機能を使える。
音声に関しても同様だ。HD-XA2は、Dolby DIgital Plus、True HD、DTS-HDデコーダーを内蔵。5.1chが上限となるものの、リニアPCMに変換して出力可能だ(DTS-HDは5.1chのコアストリームのみ対応)。HDMI以外の音声出力端子は、光デジタル、同軸デジタル、5.1chアナログ出力、2chアナログ出力。2ch出力では専用の24bit/192KHz DAコンバーターも搭載している。
筐体は、鋼板とアルミ押し出し材による静振型フルアーマー・シャーシ構造として、脚部には専用のインシュレーターを備えた。外形寸法は、438(幅)×344(奥行き)×74.4(高さ)ミリ。重量は6.2キロ。
5万円を切った普及モデル
一方のHD-XF2は、5万円を切る普及モデルだ。HD-DVDドライブはXA2と同等で、HD DVD-ROMのほか、DVD-Video/-R/-RW、オーディオCDなどを再生できる。やはりCPRMメディアやDVD-RAMは非対応だ。
映像出力は1080iが上限になるものの、DVDビデオも1080i/720pまでアップコンバート可能。映像出力端子は、HDMIがver.1.2aになるほかはHD-XA2と同じで、D4映像、コンポーネント、S端子/コンポジットを各1系統備える。映像DACは12bit/148.5MHzだ。
サラウンドデコーダもHD-XA2と同等で、Dolby DIgital Plus、True HD、DTS-HDをサポート(いずれも5.1ch)。音声出力端子はアナログ2chと光デジタル。アナログ6ch出力や同軸デジタル出力は搭載しない。
外形寸法は、430(幅)×345(奥行き)×65.5(高さ)ミリ、重量は約4.1キロ。付属のリモコンは蓄光タイプになる。
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