松下、12セグの受信性能を大幅に改善した車載チューナー「TU-DTX300」
パナソニックは2月5日、車載用地上デジタルチューナー「TU-DTX300」を発表した。世界初の「4チューナー×4アンテナ」技術を搭載し、12セグの受信性能を大幅に改善した。価格は9万4290円。2月23日に発売する予定だ。
4つのチューナーと4つのアンテナを使用する「キャリアダイバーシティ方式」を新開発。4つのアンテナの間に生じる電波強度差を順位付けし、独自のアルゴリズムで重み付け合成することで電波受信を最大化する。これにより、現行の車載地デジチューナーに比べて受信可能距離が約1.8倍に広がったほか、通常はクルマの移動速度が速くなるに連れて低下していく受信感度についても約2倍(速度換算)に向上したという。
さらに、12セグの受信エリアを外れた場合に備えてワンセグ受信機能も搭載。受信状況に合わせて12セグとワンセグを自動的に切り替える「おまかせ受信モード」を備えた。
地上デジタル放送関連では、EPG(電子番組表)やデータ放送をサポート。受信チャンネルを自宅と訪問先(会社など)でそれぞれセットしておき、リモコンのボタンで簡単に切り替えることができる「ホーム/おでかけ」切替機能などを搭載している。また、同社の薄型テレビ「VIERA」シリーズに採用されている高画質回路「PEAKSプロセッサー」を搭載して「明るく、きめ細かな映像を表現する」。
外形寸法は、178(幅)×27(高さ)×130(奥行き)ミリ。重量は約690グラム。本体にはD2映像出力端子や光デジタル音声出力端子を装備しており、5.1chシステムへの拡張も可能だ。このほかAV入力と出力を各1系統備える。
なお、製品パッケージに含まれるアンテナはフロントガラス用フィルムアンテナのため、4チューナー/4アンテナのフル機能を利用するには別途リア用のアンテナを購入する必要がある。オプションのダイバーシティアンテナは、設置するクルマに合わせて選択できるよう「小型ロッドタイプ」「フロント/リア両用フィルムタイプ」の2種類を用意。価格はいずれも1万5540円で、本体と同時に発売する予定だ。
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