世界ネット広告費、2007年は28.2%の伸びを予測
インターネット広告費が急増、2008年中にラジオ広告費を上回る――メディアサービス代理店ZenithOptimediaが4月3日、世界の広告支出についての統計と、2009年までの予測を発表した。
これまでの10年間、毎年平均5%の伸びを見せてきた世界の広告支出額は、2006年には前年を6.2%上回り、4316億ドルに達した。広告市場は今後も拡大を続けるが、2007年の伸びは対前年で5.2%程度にとどまる見通し。一方、翌2008年は夏季オリンピック、米国の大統領選挙、サッカーの欧州選手権大会と「4年に1度」のイベントが相次ぐことから広告支出が増加、前年比6.2%の伸びが予測されている。
メディア別では、インターネット広告の伸びが著しい。2006年のメディア別広告費シェアは5.8%で前年の4.7%から1ポイント以上増加し、テレビ(37.9%)、新聞(29.1%)、雑誌(12.9%)、ラジオ(8.3%)に次ぐ5位と、屋外広告(5.6%)を抜いた。予測では、この順位は2007年も変わらないものの、インターネット広告費は28.2%増加し、メディア別シェアを7.0%に伸ばすという。さらに、2008年にはシェアは8.0%に達し、ラジオ広告費を抜く見通し。ZenithOptimediaが2006年に発表した予測では、インターネットが広告費シェアでラジオを抜くのは2009年と見ていた。
地域別では、北米や西欧での広告支出額の伸びが2007年以降3~4%台にとどまる一方、中東や中欧・東欧では毎年2けたの伸びを見せる見通し。アジア太平洋地域では、2007年は前年比6.1%増、2008年はオリンピックの影響を受けて同7.7%増となる見通し。2009年は同4.9%の伸びにとどまるが、中国やインド、インドネシア、ベトナムの各地域では、2けたの伸びを継続するとZenithOptimediaでは見ている。
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