採点できます
“音楽プレーヤー”の皮を被った“カラオケ”を試す(2/2 ページ)
カラオケを利用するためには、楽曲と同期した歌詞データが必要だ。KA-C7の場合、専用ソフトと歌詞ダウンロードサービスを利用して歌詞データ付きの音楽ファイルを作成する必要がある。カラオケ用の楽曲はMP3/44KHz限定で、専用の「DIGIOKE」フォルダに入れておくとモードメニューや「KARAOKE」ボタンで直接アクセスできる仕組みだ。
ただし、残念ながら「ファームウェア開発の遅れ」により、現在のところ歌詞入りMP3を作ることができない。同社によると、1カ月後をメドに新しいファームウェアと専用ソフトを提供できる見込みだという。
仕方がないので、今回はサンプルを使って試用してみる。カラオケ機能を起動し、楽曲の一覧表示から「右」ボタンで再生開始。イントロ部分は歌い出しまでのカウントダウン付きで、歌詞は曲と同期して色が変わる。テンポの速い部分ではちゃんと早めに次の歌詞を表示してくれるあたりも嬉しい機能だ。
再生中に「MENU」ボタンを押せば、エコーや再生速度、マイクボリュームの調節が可能だ。再生速度はー5から+5まで、10段階の設定が行える。また、「b/♯」ボタンを押すとピッチ変更の設定が可能だ。
歌詞データをテレビに映し出し、本体をマイク代わりに握りしめると、さらに雰囲気が出る。テレビ画面のバックグラウンドには写真のスライドショーが表示され、気分はすっかりカラオケボックス。エコーのかかり具合も申し分なく、これで場所を問わずに熱唱できる環境となった。
残念だったのは、サンプル曲が洋楽ばかりで筆者には少々敷居が高かった点と、採点結果が54点だったことくらいだ。ちなみに点数が低いと、いかにも“がっかり”な感じの音が鳴り、ちょっと哀しくなる。
ここまで紹介してきたように、CA-K7は判断が難しい部分も多いプレーヤーである。大陸の製品に慣れたPCユーザーなら割り切ることもできるだろうが、ポータブルプレーヤーがほしい一般のユーザーに無条件でオススメするのは難しい。
しかし“一見普通のオーディオプレーヤーなのにカラオケの基本機能をほぼ網羅している”という意外性には捨てがたい魅力があり、物欲のツボにはまる人も多いはず。お金に余裕があれば、冗談で一台買っておくと意外と重宝するかもしれない。
というわけで、1カ月後のファームウェアアップデートに備え、歌詞カードでも見ながら練習しておくことにした。なんだか本末転倒な気もするが……
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