Google、データ保持ポリシーを「18カ月で匿名化」に変更――EUの懸念に対応
米Googleは6月12日、データ保持ポリシーの変更を発表した。Google検索の利用データなど同社サーバのログデータは、一定期間後にユーザー個人の特定ができないよう「匿名化」されるが、今回のポリシー変更により、匿名化までの期間が18カ月となった。
Googleは3月に、プライバシー保護への懸念に配慮するためとして、ログデータを18~24カ月後に匿名化するポリシーを発表。これに対し、EUのデータ監視機関、Article 29データ保護委員会は5月、Googleに書簡を送付。Googleの「18~24カ月」というデータ保持期間が、欧州のデータ保護規定に沿わない可能性があるとして、ポリシーの詳細について説明を求めたほか、cookieの有効期間が長過ぎるとの懸念も表明していた。
Googleの今回のポリシー変更は、Article 29のこうした懸念を受けたもの。Googleでは、サーバログデータの保持が必要な理由として「検索アルゴリズムの改善」や「不正なアクセスからのシステム防御」、「スパムやフィッシングなどの脅威からのユーザー保護」などを挙げている。ログデータ保持期間が18カ月となっても、こうした課題には対処可能としながらも、同期間を「18カ月以下とする提案は断固として拒否する」としている。
Googleでは、cookieの有効期間については、「プライバシー改善に関する発表を数カ月内に行う計画」としている。
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