Cisco、中国への大幅な投資増を発表
米Cisco Systemsは11月1日、中国への複数年にわたる投資プログラムを発表した。同社が2002年以来計画してきた中国への投資額は、合計で85億ドル以上になるが、今回のプログラムにより、この数字を今後5年間で約160億ドルにまで拡大するという。同社の中国における事業拡大や長期的戦略の強化を狙ったもので、投資内容は、中国での原材料調達の増加や教育面でのサポート、投資部門Cisco Capitalを通じた投資、研究開発、環境保護技術センターの設立など、多岐にわたる。
プログラムの一環として、中国国家開発銀行と覚書を締結。ITや環境対策関連を中心とした「革新的なビジネス」に対し、共同出資を検討する。また、中国のAlibaba Groupとの覚書では、中小企業向けに、コラボレーションおよび事業管理ソリューションの提供を検討することで合意。また、Ciscoは同グループ傘下のAlibaba.comの香港株式市場での新規株式公開に伴い、1750万ドルを出資する。
Ciscoは1994年に中国に進出。現在では同国内に12の事業所を持ち、従業員数は、カスタマーサポートや研究開発、Cisco Capitalや製造部門など、合計2300人以上になる。同社では、今回の発表が「当社のグローバル事業における中国の戦略的な重要性と、幅広い分野での中国市場の成長機会を裏付けるもの」であり、「当社の中国への投資の次の段階の基礎を築くものだ」としている。
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