ドワンゴ、14億円の最終赤字 「ニコ動」は「まだ収益に貢献せず」
ドワンゴが11月13日に発表した2007年9月通期の連結決算は、営業損益・経常損益は黒字転換したものの、最終赤字は14億800万円と前期より4億4600万円拡大した。有価証券評価損やネットゲームの減損損失などが響いた。
「ニコニコ動画」を運営する子会社ニワンゴの事業は「まだ収益に貢献していない」としている。
売上高は前期比11.5%増の222億5700万円、営業利益は3億6800万円(前期より3億9900万円改善)、経常利益は3億1700万円(4億5500万円改善)。
主力のモバイルコンテンツ事業はコスト削減が奏功。売上高は152億1700万円と前期比7%減ったが、営業利益は21億500万円と10%増えた。
ゲーム事業は、子会社チュンソフトがポケモンと共同開発した「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズが海外で人気だったほか、子会社スパイクの「ご当地検定」「脳内エステ IQサプリDS」などが国内で好調。売上高は前期比95.4%増の61億2000万円、営業利益は同約4.9倍の12億7800万円となった。
ニコニコ動画を含む「その他事業」は、アニメへの出資による利益分配金やチュンソフトのゲーム攻略本などの貢献で、売上高は9億8900万円と前期比(ニコニコ動画開始前)約2倍に伸びた。だが営業損失は8億1900万円と、前期より5億1300万円拡大した。
同社は「ニコニコ動画有料会員数は順調に増えているが、急激な会員数増加に伴う設備投資、回線確保、新機能開発などの先行投資に費用が発生し、収益への貢献には至っていない」としている。
今期の業績予想は、売上高が前期比20.4%増の268億円、営業利益は8.6%増の4億円、経常利益は25.8%増の4億円、純利益は損益とんとん。1株当たり2000円の配当を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
7
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR