橘十徳の「自腹ですがなにか?」(第19回)
指先を冷えから救え! 「21世紀型 ほっかほっか手袋」(2/2 ページ)
超電導体エレメントが入っているのはインナーグローブで、電池ケースなどもすべてインナーの方に収納する形になっている。つまり、アウターグローブとは完全に独立して使用可能で、インナーだけを取り出して別のアウターと一緒に使えるということだ。実際に着用してみたところ、アウターの中綿が多すぎてモコモコするので、スキーのストックなどは正直握りにくい。こんなときは、使い慣れたスキーグローブのアウターだけを使えばいいわけだ。
スイッチONですぐに暖まる
フィルム状の超伝導体エレメントはインナーグローブに収納されている。取り出すのも収納するのも簡単なので、洗濯するときにも困らない。フィルムは薄いので、手を握ったり開いたりするときもあまり気にならなかった。フィルムからは電源コードが伸びており、電池ケースに差し込んで使う。
電池ケースは手首の部分に収納できるようになっている。電源は単三形乾電池が3本なので、それなりにかさばる。手首に重さを感じるのが嫌な人もいるかもしれない。この点、コードを延長して電池ケースを別の場所に収納できるような配慮が欲しかった。
電池ケースにはスイッチがあり、ONにすると発熱が始まる。暖まるまではだいたい1分弱くらいで、ほとんど待たずにすぐに暖かさを感じられる。使用時間は電池の種類にもよるが、室内温度28度の中ではだいたい2時間くらい。外気温が低い場合はこれよりもかなり短くなると思われる。
ランニングコストや環境のことを考えると、アルカリ乾電池よりはニッケル水素充電池を使ったほうがいいだろう。ニッケル水素充電池の方が寒さには強いので、このような使い方にも適している。欲をいえば、ニッケル水素充電池よりもさらに寒さに強いリチウムイオン電池にしてほしかった。これなら電池ケースも小さくできる可能性がある。価格が上がってしまうかもしれないが、次回作ではぜひ検討していただきたい。
親指にも熱線を
残念なのは、超伝導体エレメントが5本の指すべてをカバーしているわけではなく、親指だけ熱線が入っていない点だ。小指や薬指など細い指の方が冷えやすいが、完璧を期すために親指もカバーしてほしかった。電池ケースがかさばったり使用時間が短めだったりと、このほかにも色々と不満な点はあるが、スイッチのオンオフを断続的に繰り返して調節したりと、工夫すればけっこう使える。スキーやスノーボード以外でも、例えばワカサギ釣りなど、寒い中でじっとしているようなシチュエーションには最適だと思う。手先の冷えに悩まされている人は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR