「サラウンドの日」のシンボルマークが決定
電子情報技術産業協会(JEITA)と日本オーディオ協会(JAS)は4月23日、「サラウンドの日」制定記念大会を開催し、公募により決定したシンボルマークを公開した。両協会は、サラウンドの普及を目指して5.1chにちなんだ5月1日を「サラウンドの日」に制定。この大会をキックオフとして、サラウンド体感会など各種イベントを開催する。
「サラウンドの日」制定の目的は、サラウンドサウンドと地上デジタル放送の普及促進だ。日本オーディオ協会の鹿井信雄会長によると、昨年実施した「サラウンドに関する一般ユーザーアンケート」では、回答者1000人のうちサラウンドという言葉を知っていた人が6割を超えたものの、実際にデジタル放送のAAC 5.1chサラウンドを楽しんでいる人は17%に過ぎなかったという。「感心は高いが利用率はまだ低い状況だ」(鹿井氏)。
続いて登壇した総務省情報通信政策局地上放送課長の吉田博史氏は、地上デジタル放送の世帯普及率に触れ、「2011年のアナログ停波まで残り3年で5~6割に移行してもらわなければならない」と指摘する。「サラウンドは地上デジタル放送の大きな魅力であり、それを訴求することも重要だ。同時にサラウンド放送(番組)の拡充と対応機器の普及を期待したい」とした。
「サラウンドの日」のシンボルマークには、東京都のグラフィックデザイナー・鈴木知美さんの作品が選ばれた。水の波紋のように広がる音の空間の中にSoundの“S”が生まれてくる様子を表現したもので、今後は体験試聴会の開催案内をはじめ幅広い場所で利用される予定だ。なお、各種イベントの開催スケジュールについては、日本オーディオ協会のWebサイトを参照してほしい。
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