手に持って楽しめる3Dディスプレイ 新コンセプトのキューブ型、NICTが開発
独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)は6月9日、手に持ちながら立体映像を楽しめるというキューブ型の3Dディスプレイを開発したと発表した。ディスプレイを手に持ちながら、複数の人がそれぞれの方向から立体映像を体感できるという。教育分野やゲームなど、新しいコミュニケーションツールとしての利用が期待できるとしている。
新ディスプレイは約10センチ四方で、「gCubik」と名付けた。液晶ディスプレイとレンズ板の組を1つの面として、キューブ型に組み合わせた。さまざまな角度から観察した映像を液晶ディスプレイで表示しており、レンズ板の効果で、観察者には観察の方向に対応した適切な映像のみが見えるようになっているという。このため、あたかもキューブの中に納まった立体物を観察するかのように立体視が可能になっている。
「インテグラルフォトグラフィー」技術を応用した。複眼レンズで撮影した画像を複眼レンズを通して観察することで、視差を左右方向に加え上下方向にも再現し、自然な立体視を可能にする。同技術を活用した立体ディスプレイの研究も進んでいるが、手に持って楽しめる小型装置はなかったという。
今回開発したディスプレイは3面を実装した。今後、6面の実装やワイヤレス化、画質の改善などをはかり、3年以内の実用化を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR