「どこかで会ったはずなのに思い出せない」ときのお助けツール、IBMが開発
米IBMは7月29日、携帯電話に記録したデータを利用する情報管理技術を発表した。「PENSIEVE」(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」に登場する、他人の記憶を追体験できる魔法の水盆「ペンシーブ」にちなんでいる)という愛称を持つこの技術は、ユーザーが携帯電話で記録した画像、音声、テキストなどを利用して、人名、容姿、どこで会ったかなどを思い出す手助けをするという。
この技術は、人間が関連するデータの断片を結び付ける「連想想起」の手法を利用している。PENSIEVEは画像処理、GPS、スマートクラスタリング、文字認識、音声認識、情報検索といった技術を統合し、情報のインデックス化とタグ付けをする。
例えば、あるカンファレンスで誰かに会ったとする。その人の写真と名刺を携帯電話で撮影して持ち帰り、PENSIEVEと同期させると、PENSIEVEはこの2つのデータが同じ時間と場所で記録されたことを認識し、2つのデータを関連付ける。そして、この人の画像、会ったカンファレンスの名称、日時などの関連データをまとめた仮想ブリーフケースを作成する。
再会した相手と、どこで最初に会ったか思い出せないということはよくあるが、そんなときはPENSIEVEに相手の氏名を入力すると、いつどこでその人に会ったのかといった関連情報が表示されるという。
PENSIEVEはデータをラベル付けしたクラスタとして整理し、検索インデックスに保存する。またこうしたデータを「パーソナル情報」「カレンダー情報」「To-Do情報」といった情報としてアドレス帳や予定表、To-Doリストにプッシュすることもできるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR