Google、位置情報特定のためのAPI「Gears Geolocation API」を公開
米Googleは8月22日、携帯電話およびPCのWebブラウザ向けの位置情報特定のためのAPI、「Gears Geolocation API」をリリースしたと発表した。またサードパーティー2社が、同APIを使ったWindows Mobile向けの地域情報検索アプリケーションを提供開始したことも明らかにした。
このAPIは、携帯電話の場合は最寄の携帯電話基地局かGPSを、PCの場合はIPアドレスを利用してユーザーの位置情報を特定する。これにより、ユーザーは地域情報検索などの際、位置情報を入力する必要がなくなるという。
英国の大手旅行サイトlastminute.comと、ソーシャルディスカバリーツールのRummbleが新APIを採用したWebアプリを立ち上げている。例えば英国内で「m.lastminute.com」にアクセスし、「現在位置を見つける」のリンクをクリックして行きたいレストランのタイプを選択すると、現在位置に近い好みのレストランを自動的に見つけてくれる。また「m.rummble.com」で「Gearsでロケーションをアップデートする」をクリックすると、現在位置に近い友人のお勧めスポットが表示される。
Gears Geolocation APIの利用は無料。対応ブラウザは携帯端末ならIE Mobile、PCはIEとFirefox。ただしlastminute.comやRummbleの位置情報機能を使うには、GPSまたは携帯ID参照機能をサポートするWindows Mobile搭載機が必要としている。Androidにはまだ対応していない。
Googleによれば、ユーザーの現在位置が記録されることはなく、プライバシーは保護されているという。また信頼できるサイトでのみロケーション把握を許可するよう推奨している。
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