ビクターとケンウッドの技術を融合したAVセンター、秋に登場
ケンウッドは8月25日、日本ビクターと同社が共同出資で設立した技術開発合弁会社「J&Kテクノロジーズ」の技術を採用したAVコントロールセンターの開発を完了したと発表した。10月1日付けで経営統合を行う両社が、双方の技術を融合した初めて製品となる。
J&Kテクノロジーズが開発したのは、デジタル映像・音声信号の伝送・処理を行うHDMI/DSPモジュール。新規設計にあたり、ケンウッドの持つデジタル高音質技術とビクターの持つ映像技術およびデジタル処理技術を相互に投入し、HDMIへの対応と高密度な音声信号処理を実現したという。
ケンウッドでは、このHDMI/DSPモジュールに欧州市場で培ったというサラウンド・ステレオの両方で高音質再生を実現するアンプ部を組み合わせた。AVセンターの仕様は明らかにされていないが、8月末からドイツ・ベルリンで開催される「IFA2008」(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)に出品する予定。また今秋から、国内および海外で順次発売するとしている。
日本ビクターとケンウッドは、2007年7月に経営統合を目標とした資本・業務提携を発表している(関連記事)。今年10月1日付けで共同持株会社「JVC・ケンウッド・ホールディングス」を設立する。事業会社としてのビクターとケンウッドはそれぞれのブランドを維持しながらシナジー効果を狙う方針だ。
J&Kテクノロジーズは、両社の共通事業であるカーエレクトロニクス事業およびホームオーディオ事業において共同開発によるシナジー効果を具現化するため、経営統合に先立ち昨年10月に設立された。現在では両社から約130人の開発要員を派遣して共同開発を進めているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR