SNPを次世代DNA鑑定に活用 理研、国際協力で研究スタート
理化学研究所ゲノム医科学研究センターは、次世代DNA鑑定の実用化を目指す共同研究をオランダ法科学研究所などとスタートする。鑑定にSNP(一塩基多型)を活用し、ごく微量の試料からでも遺伝子型を検出できるようにするのが目標で、世界への普及も目指す。
現在主流のDNA鑑定法はSTR(Short Tandem Repeat)法と呼ばれる。DNA中で同じ配列が複数回繰り返す領域を目印とし、その繰り返しの回数が個人によって異なることを利用し、個人を特定している。だがDNA量が微量だった場合や、白骨などのようにDNAの分解が進んでいる試料などでは、遺伝子型の検出が困難だった。
SNPは、ゲノム塩基配列中の1つの塩基が個人ごとに異なっている場所のことをいう。数百塩基対に1カ所程度の割合で存在し、ヒトゲノム中には約1000万カ所あるとされる。SNPを鑑定に活用することで、STR法では難しかった極微量の試料や、DNAの保存状態が不完全な試料でも正確に遺伝子型を判定できるようになり、科学捜査分野における強力な検査手法になるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR