Apple、アバターで買い物できるバーチャルストアの特許取得
米Appleは、Second Life的なバーチャルストアを検討しているのかもしれない。同社は2月9日、オンライン店舗に関する特許を取得した。
この特許(米国特許7,660,749号)は2006年9月に出願されたもので、「オンラインストアでの訪問者の活動を表示する手法、システム、媒体」と題されている。オンラインストアを訪問している顧客が、アイコンやアバターなどの形でほかの顧客の活動を見られるようにする技術に関する特許だ。
Appleはこの技術の実装例として、閲覧ソフトにオンラインストアを表示して、ストアの各セクション(MP3プレーヤー、コンピュータなど)にアクセスしている顧客をアイコンやアバターで示すことができるとしている。顧客は、ほかの顧客がどんな製品を買っているのかを見たり、ほかの顧客と交流することができる。Appleが例として挙げたイラストには3Dバーチャルストアも含まれている。
顧客のアイコンに「N(初心者)」「E(エキスパート)」といった記号や何に興味を持っているかを表すタグを付けたり、店員のアイコンに「写真ソフト担当」といったタグを付けることも可能だ。また、ストアにアクセスした時間が昼なら太陽、夜なら月や星を表示したり、季節に合わせてストアの配色を変えるといったこともできるという。
Appleはこの技術を開発した背景について、オンラインストアには24時間営業、検索機能など実店舗にはないメリットがあるが、顧客が孤独を感じるというマイナス面があるとしている。このため顧客はオンラインショッピングにポジティブな感情を持ちにくく、買い物に没入しにくく、その結果、実店舗よりもお金を使わないかもしれない。Appleの技術には、そうしたオンラインショッピングの問題点を改善する狙いがあるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR