Microsoft、欧州でWebブラウザ選択画面を提示開始
米Microsoftは3月1日から、欧州のユーザー向けに、Internet Explorer(IE)以外のWebブラウザも選択肢として提示し始めた。欧州当局から起こされた独禁法訴訟に対応しての措置だ。
同日からEU(欧州連合)加盟地域で、IEがデフォルトのブラウザに設定されているWindows PCで、「ブラウザ選択画面」が表示される。この画面にはIEのほかFirefox、Safari、Opera、Chromeなどの主要ブラウザが並び、ユーザーは好きなブラウザをインストールしてデフォルトに設定できる。
Microsoftは昨年、「WindowsとIEのバンドルは独禁法に違反する」として欧州委員会から起こされた独禁法訴訟を解決するため、競合ブラウザを選択できるブラウザ選択画面をユーザーに提示することを提案した。欧州委員会はこの案を受け入れた。
Microsoftは今後5年間、欧州のWindows XP、Vista、7ユーザーにWindowsの自動アップデート経由でブラウザ選択画面を提示する。5月の半ばまでに、1億台を超えるPCにこの画面が表示される見通しという。
だが、この解決策にすべての関係者が満足しているわけではない。ブラウザ選択画面では、まず主要な5つのブラウザが表示され、画面を横にスクロールすると、Flock、Green Browser、Sleipnirなどほかのブラウザが現れる。このことに不満を持つブラウザメーカーもいると伝えられている。
また一部の報道によると、ブラウザ選択画面のブラウザの並び順はランダムに決まるはずが、アルゴリズムの誤りにより、偏りがあるとの指摘もあるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者による情報公開を確認 顧客データ含むか調査中 追加の見舞金も検討
-
7
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
8
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
9
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
10
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR