BIGLOBE、Androidタブレット「Smartia」発売 “ネットサービス一体”で初心者も簡単に
NECビッグローブは11月25日、Android 2.1を搭載したタブレット端末「Smartia」(スマーティア)を12月6日に発売すると発表した。アプリストア「andronavi」や地図、ニュースなどBIGLOBEのサービスにワンタッチでアクセスできる独自のホーム画面を用意。端末と自社コンテンツを一体化して提供し、初心者でも簡単に使えるタブレットとして売り出す。
NECが企業向けに提供しているAndroid端末「LifeTouch」をベースにした端末。7インチ(800×480ピクセル)のタッチパネルを搭載し、重さは370グラムで「持ち運んでも苦にならないサイズ」(同社の古関義幸常務)。無線LAN接続に対応し(3G非対応)、300万画素カメラやGPS、SDメモリーカードスロット、USBポートも搭載した「フルスペック」(古関常務)だ。
「Smartiaホーム」と名付けた独自のホーム画面を採用した。天気予報、星占いといったコンテンツをプッシュ配信し、「いつでも旬な情報を届ける」という。「BIGLOBEニュース」「BIGLOBE地図」「BIGLOBEショッピングサーチ」など、同社のサイトにワンタッチでアクセスできるアイコンも並ぶ。
Smartiaホームには、独自のアプリストア「andronavi」も。美容や健康、旅行などさまざまなジャンルの専門家がアプリを紹介する「おすすめ」や、レビュー記事のアクセスランキング、アプリ検索といったメニューを用意している。無料アプリを中心に約200本のアプリを掲載。再来年末までには10万本に増やすという(「日本のAndroidアプリを世界へ」 BIGLOBE、アプリストアを国際展開)。
Android端末とPCでブックマークを共有できる「BIGLOBEゲート」や、Twitterクライアント「ついっぷる for Android」など同社製アプリのほか、AndroidマーケットやYouTube、Googleマップ、GmailなどGoogleのアプリ、メモツール「Evernote」など計31本のアプリをプリインストールした。Evernoteは、月額498円のプレミアムサービスを1年間無料で利用できる特典がついている。
価格は4万2800円。「本当は4万円を切りたかったが、すべてのサービスを詰め込むと、この金額を付けざるを得なかった。非常に勉強している価格」という。
回線とセットにした割引キャンペーンも実施。光回線「BIGLOBE 光パック Neo withフレッツ」に申し込むと、Smartiaを1円で購入できるほか、イー・モバイル回線を利用する「BIGLOBE高速モバイル EM」に申し込むと、Smartiaを3万4800円で購入できる。
Webサイトからの直販に力を入れ、サイトから申し込んだユーザーには、初期設定を済ませた端末を届ける。サイトには注文用の電話番号も掲載し、電話でも申し込みを受け付けるほか、楽天やAmazon.co.jpでも販売。Amazonでは12月9日に発売する。
クラウドと端末をセットで提供 「安心して使ってもらえる」
同社は昨年から、ネット上のさまざまなサービスを、個人向けに最適化された形で利用できるようにする「パーソナルクラウド」事業に注力しており、Smartiaもその一環。端末とネットサービスを一体化して提供することで、初心者でも簡単に使えるタブレットとして売り出す。
「クラウドという訳の分からないところにあるアプリを、端末とセットで提供することで安心して使ってもらえる」と、古関常務は話す。端末の種類も今後増やしていく予定という。
記者発表会には、日本Androidの会・丸山不二夫会長も登場。Android端末を普及させるには「アプリを充実させ、アプリを流通させるマーケットがすごく重要」と話し、Andronaviの取り組みを評価。「NECもNECビッグローブも、クラウドデバイスの本質をよく考えている会社だと思う」と持ち上げた。
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